管理者とマネージャーは Runbooks ページから Runbook を編集できます。エージェントを含むすべての役割が、サービス センターのサービスを編集できます。名前、開始日、期日、担当者、コスト見積もりおよび個々のタスクなどの詳細を変更できます。
詳細情報: 「Runbook、サービス、およびタスクの概要」を参照してください。
この記事に含まれるセクション:
- ドラフト Runbook および 公開済み Runbook
- Runbook または サービス カスタマイズ ページにアクセス
- Runbook または サービス の詳細を編集
- (Runbook またはサービスのタスクの追加、削除、並び替え
- 命令タスク、入力コレクション タスク、PowerShell オートメーション タスクの編集
ドラフト Runbook 対 公開済み Runbook
Runbook を編集するとき、ドラフト バージョンがオリジナルの公開済みバージョンとは別に作成されます。Runbook のドラフト バージョンを公開済みにしてオリジナルを上書きできます。また、ドラフト バージョンをエクスポートしたり、ドラフト バージョンを破棄してオリジナルをキープすることもできます。ワークグループの他のエージェントは、ドラフト Runbook に適用した編集を公開済みにするまでその内容を見ることは出来ません。
Runbook または サービス カスタマイズ ページにアクセス
次のステップを実行して、Runbook またはサービスのタスクを完了します。
- 左のナビゲーション ウィンドウでワークグループを選択します。
- 次のうちひとつのステップを実行し、Runbook またはサービスを編集してください。
- 左のナビゲーション ウィンドウの [Runbooks] をクリックし、Runbook を編集します。Runbooks ページの Runbook の横にある省略記号をクリックして [Runbook の編集 (Edit Runbook)] を選択します。
- サービスを編集するには、左のナビゲーション ウィンドウから [サービス センター (Delivery Center)] をクリックし、[サービス (Service)] をクリックします。サービス ページの右上にある省略記号をクリックし、 [サービス詳細の編集 (Edit Service Details)] を選択します。
- Runbook/サービス カスタマイズ ページは 3 つの領域に分かれています。
#
詳細
説明
1
Runbook/サービスの詳細
Runbook/サービスの詳細領域には、Runbook またはサービスの情報が表示されます。
- Runbook/サービス名
- Runbook/サービス開始日と期日
- Runbook/サービスの担当者
- Runbook/サービス時間の見積もり
- Runbook/サービス コストの見積もり
- Runbook/材料のサービス コスト
下記の「Runbook またはサービスの詳細を編集」セクションに、Runbook またはサービス詳細の編集に関する追加情報を提供します。
2
タスク リスト
タスク リスト領域には次の各タスクの情報とともに、選択されたサービスのすべてのタスク リストが表示されます。
- タスク名
- タスク期日
- タスク担当者
下記の「命令タスク、入力コレクション タスク、PowerShell オートメーション タスクの編集」セクションに、Runbook またはサービス詳細の編集に関する追加情報を提供します。
3
タスクの詳細およびガイド
タスクの詳細およびガイド領域には、タスク リスト領域で選択されたタスクの下記の情報が表示されます。
- タスク名
- タスク開始日と期日
- タスク担当者
- タスク時間の見積もり
- タスク コストの見積もり
- タスク命令、インプット コレクションまたは PowerShell オートメーション
下記の「タスク詳細の編集」セクションに、Runbook またはサービス詳細の編集に関する追加情報を提供します。
Runbook またはサービスの詳細を編集
Runbook/サービス カスタマイズ ページの上にあるRunbook/サービス詳細領域では、下記にリストした情報を変更できます。
注意: Runbook の情報を定義したときは、その Runbook から起動した各サービスはその情報を既定値とすることになります。たとえば、Runbook の開始日を 2018年1月1日に設定した場合、その Runbook から起動された各サービスの開始日も2018年1月1日になります。
# |
詳細 |
説明 |
1 |
名前 |
Runbook またはサービスの名前を入力します。 ヒント: サービスの目的を適切に説明する名前を入力します。Runbook またはサービス名は MSPComplete の様々な領域で参照されます、たとえばサービスが追跡される場所、サービス センター、ダッシュボード、および担当者に送信されるメールの通知などです。 |
2 |
開始日 |
Runbook またはサービスの開始日を定義します。 |
3 |
期日 |
Runbook またはサービスの期日を定義します。 ヒント: サービスが完了するのに十分な時間を考慮した期日を入力します。サービスの期日を超過すると、担当者に通知が送られます。期日を定義するとき、「Runbook/サービス タイム見積もり」を参照してください。 |
4 |
担当者 |
Runbook またはサービスの担当者を選択します。 注意: すべてのタスクは Runbook/サービスの担当者に自動的に割り当てられます。しかし、後にタスクを個別に異なったエージェントに割り当てるのも可能です。 |
5 |
Runbook/サービス時間の見積もり |
Runbook またはサービスを完了するための時間の見積もり (HH:MM) です。 注意: Runbook またはサービスの詳細領域の時間見積もりは読み取り専用値で、Runbook またはサービスのすべてのタスクの見積もり時間から自動的に計算されます。Runbook またはサービスの見積もり時間を変更する場合は、各タスクの見積もり時間を変更しなければなりません。 |
6 |
Runbook/サービス コストの見積もり |
Runbook/サービスのすべてのタスクが完了する合計コストの見積もりです。 注意: 合計コスト見積もりは読み取り専用値で、Runbook またはサービスのすべてのタスクの担当者の 1 時間のコストから自動的に計算されます。 |
7 |
材料コスト |
Runbook/サービスのすべてのタスクが完了する材料コストです。たとえば、Runbook またはサービスを完了するのに必要なハードウェア、ソフトウェア ライセンス コストの購入などを入力してください。 |
ヒント: Runbook をカスタマイズするとき、開始日、期日および担当者の詳細を空にしておくのをおすすめします。なぜなら、Runbook から起動する各サービスは異なった情報がそれらのフィールドに必要な場合が多いからです。代わりに、Runbook からサービスを起動するときに、開始日、期日および担当者を定義することをおすすめします。
Runbook またはサービスの詳細の編集を終えたら、ページの右上にある [公開 (Publish)] をクリックするか、下のセクションで Runbook またはサービスのタスク編集を続けてください。
タスクの追加、削除、並び替え
Runbook またはサービスのナビゲーション ウィンドウの左下にあるタスク リスト領域で、エージェントはタスクの編集、追加、削除および並び替えができます。編集が終わったら、Runbook またはサービス カスタマイズ ページの右上にある [公開 (Publish)] をクリックして、編集を保存してください。
# |
詳細 |
説明 |
1 |
タスクの追加 |
Runbook またはサービスに次のタスク タイプのひとつを追加できます。
|
2 |
タスク名 |
タスクの名前を入力します。 ヒント: タスク目的を適切に説明する名前を入力します。タスク名は MSPComplete の様々な領域で参照されます、たとえばサービスが追跡される場所、サービス センター、ダッシュボード、および担当者に送信されるメールの通知などです。 |
3 |
Runbook またはサービスのタスクの並べ替え |
タスクをクリック & ドラッグして上下に動かし、Runbook またはサービス内でタスクの順番を変えることができます。 |
4 |
タスクの削除 |
削除アイコンをクリックして、Runbook/サービスからタスクを削除します。 重要: 削除した Runbook は復旧できません。 |
5 |
新規のタスクの作成 |
[新規のタスクの作成 (Create a New Task)] をクリックして、新規の命令タスクを Runbook またはサービスに追加できます。 |
命令タスク、入力コレクション タスク、PowerShell オートメーション タスクの編集
Runbook またはサービスのナビゲーション ウィンドウの右下にあるタスクの詳細領域で、タスクの詳細、命令、入力コレクション および PowerShell オートメーション を編集できます。
タスク詳細の編集
選択したタスクの上にあるタスク詳細領域で、エージェントは下記にリストした詳細を変更できます。
# |
詳細 |
説明 |
1 |
タスク名 |
タスクの名前を入力します。 ヒント: タスク目的を適切に説明する名前を入力します。タスク名は MSPComplete の様々な領域で参照されます、たとえばサービスが追跡される場所、サービス センター、ダッシュボード、および担当者に送信されるメールの通知などです。 |
2 |
タスク開始日 |
タスクの開始日を定義します。 |
3 |
タスク期日 |
タスクの期日を定義します。 ヒント: タスクが完了するのに十分な時間を考慮した期日を入力します。タスクの期日を超過すると、担当者に通知が送られます。期日を定義するとき、タスク時間の見積もりを参照してください。 |
4 |
タスク担当者 |
タスクの担当者を選択します。 注意: すべてのタスクは Runbook/サービスの担当者に自動的に割り当てられます。しかし、後にタスクを個別に異なったエージェントに割り当てるのも可能です。 |
5 |
タスク時間の見積もり |
タスクを完了するための時間の見積もり (HH:MM) を入力します。 注意: Runbook またはサービスの詳細領域の時間見積もりは読み取り専用値で、Runbook またはサービスのすべてのタスクの見積もり時間から自動的に計算されます。Runbook またはサービスの見積もり時間を変更する場合は、各タスクの見積もり時間を変更しなければなりません。 |
6 |
タスク コストの見積もり |
タスクが完了するコスト見積もりです。 注意: タスクコスト見積もりは読み取り専用値で、タスク時間の見積もりのすべてのタスクの担当者の 1 時間のコストから自動的に計算されます。 |
7 |
タスク命令、インプット コレクションまたは PowerShell オートメーション |
選択したタスク タイプによって、命令、入力コレクション、パラメーターまたは PowerShell オートメーション スクリプトを変更できます。詳細情報は下記の記事を参照してください。 |
編集が終わったら、Runbook またはサービス カスタマイズ ページの右上にある [公開 (Publish)] をクリックして、編集を保存してください。
命令タスクの編集
エージェントが手動で完了する、処方箋ガイドを含む命令タスクです。タスクの命令は、選択したタスクの下の領域に表示されます。下記の手順に従って、命令タスクの処方箋ガイドを編集できます。
# |
詳細 |
説明 |
1 |
ツール バーの書式設定 |
ツール バーには次の書式設定オプションがあります。 |
2 |
処方箋ガイド |
タスクの命令を直接、命令領域にタイプします。 命令にイメージを挿入する 次のステップを実行して、タスクの命令にイメージを挿入してください。
タスクの命令のイメージを編集する 次のステップを実行して、タスクの命令のイメージを編集してください。
|
編集が終わったら、Runbook またはサービスカスタマイズ ページの右上にある [公開 (Publish)] をクリックして、編集を保存してください。
入力コレクション タスクの編集
入力コレクション タスクは、サービスを継続する前またはタスクを実行する前に、エージェントが入力しなければなりません。入力コレクション タスクは下記の手順に従って編集してください。変数、入力コレクション タスク、および PowerShell オートメーション タスクでどのように使用されるかに関しては、「Automation Building Blocks (自動レポート パーツ)」を参照してください。
# |
詳細 |
説明 |
1 |
ウィジットへの入力を選択 |
命令を入力するか、入力コレクション タスクの説明を入力します。 |
2 |
入力コレクション タイプ |
入力タイプを選択します:
|
3 |
ラベルの入力 |
入力コレクション フィールドのラベルを入力します。 |
4 |
変数名 |
入力コレクション フィールドから集めたデータに対して変数名を入力します。 |
編集が終わったら、Runbook またはサービスカスタマイズ ページの右上にある [公開 (Publish)] をクリックして、編集を保存してください。
PowerShell オートメーション タスクの編集
PowerShell オートメーション タスクとは、スクリプト プロセスで、エージェントが [オートメーションの実行 (Run Automation)] をクリックして、スクリプトおよびタスクを実行します。PowerShell オートメーション タスクは下記の手順に従って編集してください。変数、入力コレクション タスク、および PowerShell オートメーション タスクでどのように使用されるかに関しては、「Automation Building Blocks (自動レポート パーツ) 」を参照してください。
重要: PowerShell オートメーション タスクは、ゲット・オートメート・プラン (Get Automated plan) のサブスクライバーのみ使用できます。
# |
詳細 |
説明 |
1 |
詳細 |
タブに命令を入力するか、PowerShell オートメーション タスクに説明を入力して [詳細 (Details)] をクリックします。 |
2 |
PowerShell |
PowerShell スクリプト テキスト ボックスにある [PowerShell] タブをクリックします。 |
3 |
スクリプトの保存 |
[スクリプトの保存 (Save script)] をクリックしてPowerShell スクリプトを保存します。 |
4 |
PowerShell スクリプト テキスト ボックス |
エージェントが実行するPowerShell スクリプトを入力し、タスクの [オートメーションを実行 (Run Automation)] をクリックします。 |
編集が終わったら、Runbook またはサービスカスタマイズ ページの右上にある [公開 (Publish)] をクリックして、編集を保存してください。