アイテムとは、移行元および移行先のメールボックスまたはその他のデータを指します。本ガイドでは、移行のために2つのエンティティを特定して結び付ける方法について説明します。
アイテムの設定には、次の情報が必要です:
- 移行元および移行先アイテムのプライマリSMTPメールアドレス
- 移行元および移行先アイテムへのアクセスに使用される資格情報(管理者資格情報を使用していない場合)
プロジェクトの各設定は、関連付けられているすべてのアイテムに適用されます。
注:チェックボックス形式の設定の場合、「チェックして選択した」設定のみがプロジェクトに適用されます。プロジェクトで継承されている選択済みの設定は、そのチェックボックスを選択しなくても、無効になることはありません。
アイテムの設定:設定 | 説明 |
---|---|
メールアドレス(Email Address) | 移行するアイテムのプライマリSMTPメールアドレス。 |
ユーザー名(Username) | メールボックスへのアクセスに使用されるユーザー名。これは、管理者資格情報が構成されていない場合にのみ必要です。 |
パスワード(Password) | メールボックスへのアクセスに使用されるパスワード。これは、管理者資格情報が構成されていない場合にのみ必要です。 |
このアイテムにアクセスするためのログイン名またはパスワードが分かりません。(I don't know the login name or password for this item.) | これを選択した場合、資格情報を要求するメールがエンドユーザーに送信されます。メールには、エンドユーザーがシステムに直接資格情報を指定できる、一意の安全なURLが記載されています。メールは、MXレコードを使用して、SMTPゲートウェイ経由で送信されます。 |
次のいずれかのオプションを使用して、移行するアカウント(アイテム)をプロジェクトに追加します:
- MSPCompleteから追加(Add From MSPComplete):このオプションを使用すると、MSPCompleteにすでに追加されているアイテムを追加することができます。
- クイック追加(Quick Add):このオプションを使用すると、アイテムを1つずつ追加することができます。プロジェクトの設定時に管理者資格情報を入力しなかった場合は、各ユーザーのメールアドレス(Email Address)、ユーザー名(Username)、およびパスワード(Password)を入力する必要があります。プロジェクトの設定時に管理者資格情報を入力した場合は、メールアドレス(Email Address)の入力のみが必要です。
- 一括追加:このオプションを使用すると、スプレッドシートからコピーして貼り付けたり、CSVファイルをインポートすることにより、複数のアイテムを一度に追加することができます。
- アイテム自動検出(Autodiscover Items):アイテム自動検出(Autodiscover Items)オプションを使用すると、移行元のメールボックスを直接検出することができます。
- メールボックス移行プロジェクトでは、この機能は、移行元がExchange 2007以降、Office 365、GSuiteの場合にのみサポートされています。
- 移行元がExchange 2007以降であっても、インプレースアーカイブ移行プロジェクトでは、この機能はサポートされていません。
- 移行元と移行先のドメイン名が一致していない場合があります。プロジェクトには必ず正しい情報を入力してください。ドメイン名が異なる場合は、CSVファイルで修正後、一括追加オプションを使用して、ユーザーをダッシュボードにインポートすることをお勧めします。
アイテム自動検出(Autodiscover Items)
MigrationWizのアイテム自動検出(Autodiscover Items)を使用すると、移行元環境からアイテムを検出し、プロジェクトにインポートすることができます。
この機能を使用するには、いくつかの要件があります:
- 移行元は、Exchange 2007以降、Office 365、またはG Suite(IMAP)である必要があります。G Suite(IMAP)でアイテム自動検出(Autodiscover Items)を使用する場合は、すべてのG Suite(IMAP)ドメインをエンドポイントのドメインリストに追加する必要があります。
- 移行元エンドポイントの設定で、管理者資格情報を使用する必要があります。
- メールボックス移行プロジェクトでは、移行元エンドポイントの設定で指定した管理者アカウントに、メールボックスが関連付けられている必要があります。
- 管理者のメールボックスは、グローバルアドレス一覧(GAL)に表示されている必要があります。
- 移行プロジェクトの種類は、メールボックスプロジェクト(Mailbox Project)である必要があります。移行の詳しい手順については、該当する移行ガイドを参照してください。BitTitanヘルプセンターのサイトに、すべての移行ガイドが掲載されています。
接続元のIPアドレスを制限することはできませんので、注意してください。 IPロックダウンガイドで説明されている手順は、ここでは適用されません。 ご使用の環境でIPアドレスをホワイトリストに登録する必要がある場合は、利用可能な他のオプションを使用して、アイテムをプロジェクトに追加することをお勧めします。
先進認証を使用している場合は、アイテム自動検出(Autodiscover Items)は使用することができません。
MigrationWizで検出可能なアイテムは何ですか?
アイテム自動検出(Autodiscover Items)では、次のアイテムを検出します:
- メールボックス移行プロジェクトでは、アイテム自動検出(Autodiscover Items)により、移行元のすべてのメールボックスが検出され、一覧表示されます。
アイテム自動検出(Autodiscover Items)を実行する手順
MigrationWiz:
-
アイテム(ユーザー)をインポートするプロジェクトに移動します。
-
プロジェクトの移行元エンドポイントが作成されていることを確認します。
-
上部のナビゲーションバーで「新しいアイテムを追加(Add New Items)」をクリックし、ドロップダウンメニューから「アイテム自動検出(Autodiscover Items)」を選択します。 「自動検出を開始」ボタンをクリックすると、自動検出プロセスが始まります。
-
検出が完了したら、「アイテムをインポート」ボタンをクリックして、アイテムをMigrationWizプロジェクトにインポートします。
- MSPCompleteの顧客ページで、上部のナビゲーションバーから「ユーザー(Users)」を選択します。
- 「ユーザーを追加(Add Users)」ボタンをクリックします。
- ドロップダウンリストから、「エンドポイントを介してユーザーを追加(推奨)(Add Users Through an Endpoint (Recommended))」を選択します。
注: MigrationWizに戻り、「新しいアイテムを追加(Add New Items)」 > 「[MSPCompleteから追加(Add From MSPComplete)」を選択すると、アイテム(ユーザー)をプロジェクトにインポートすることができます。
一括追加
MigrationWizでは、メールボックスをシステムに一括でインポートすることができます。
1つまたは複数のメールボックスをインポートするには:
- MigrationWizアカウントにサインインします。
- 一括追加を実行するプロジェクトを選択します。
- 「新しいアイテムを追加(Add New Items)」をクリックします。
- 「一括追加」をクリックします。
- ページの指示に従って、操作を行ってください。
インポートファイルに表示されるデータ列:
データ列 |
説明 |
移行元メールアドレス |
移行元のメールボックスのプライマリSMTPメールアドレス。この列は必須です。 |
移行元ログイン名 |
移行元のメールボックスへのアクセスに使用されるユーザー名。この列は、管理者資格情報が指定されていない場合にのみ必要です。管理者資格情報が指定されている場合は、この列は無視されます。 |
移行元パスワード |
移行元のメールボックスへのアクセスに使用されるパスワード。この列は、管理者資格情報が指定されていない場合にのみ必要です。管理者資格情報が指定されている場合は、この列は無視されます。 |
移行先メールアドレス(Destination Email) |
移行先のメールボックスのプライマリSMTPメールアドレス。この列は必須です。 |
移行先ログイン名(Destination Login Name) |
移行先のメールボックスへのアクセスに使用されるユーザー名。この列は、管理者資格情報が指定されていない場合にのみ必要です。管理者資格情報が指定されている場合は、この列は無視されます。 |
移行先パスワード(Destination Password) |
移行先のメールボックスへのアクセスに使用されるパスワード。この列は、管理者資格情報が指定されていない場合にのみ必要です。管理者資格情報が指定されている場合は、この列は無視されます。 |
フラグ |
メールボックスに適用するオプションフラグ。この列は任意です。 |
メールボックスフラグ
この表は、設定可能なフラグのリストを示しています。フラグ値をゼロ(0)に指定すると、すべてのフラグが無効になります。
データ列 |
説明 |
0 |
フラグは設定されていません。 |
1 |
移行の完了時に、管理者(あなた)にメールを送信します。 |
2 |
移行が失敗した場合、管理者(あなた)にメールを送信します。 |
4 |
移行の完了時に、移行元のメールボックスにメールを送信します。 |
8 |
移行が失敗した場合、移行元のメールボックスにメールを送信します。 |
16 |
移行の完了時に、移行先のメールボックスにメールを送信します。 |
32 |
移行が失敗した場合、移行先のメールボックスにメールを送信します。 |
192 |
移行元のメールボックスにユーザー名とパスワードを要求します。 |
768 |
移行先のメールボックスにユーザー名とパスワードを要求します。 |
1024 |
移行先で重複を検索しません。 |
2048 |
以前に移行に成功したアイテムを再移行します。 |
4096 |
カレンダーを移行しません。 |
8192 |
連絡先を移行しません。 |
16384 |
メールを移行しません。 |
262144 |
ジャーナルを移行しません。 |
524288 |
メモを移行しません。 |
1048576 |
タスクを移行しません。 |
2097152 |
以前に移行に失敗したアイテムを再移行します。 |
4194304 |
エラーを再試行しません。 |
8388608 |
複数の項目を有効にするには、フラグ値を合計します。たとえば、次の3つの項目を有効にするには:
- 移行の完了時に、管理者(あなた)にメールを送信します。
- 移行が失敗した場合、管理者(あなた)にメールを送信します。
- 以前に移行に失敗したアイテムを再移行します。
... フラグ値を 1 + 2 + 2097152 = 2097155 のように計算します。
プロジェクト間でアイテムを移動する
プロジェクト間でアイテムを移動するには、CSVファイルを使用してアイテム(ユーザー)を新しいプロジェクトにインポートするのではなく、ダッシュボードにある「アイテムを移動(Move Items)」ツールを使用します。これにより、ライセンスや統計情報も移動し、以前に各アイテムで消費されたライセンスを使用して、完全(差分)移行サイクルを再実行することも可能になります。
手順:
- 「移行元メールアドレス」列の横にあるチェックボックスをクリックして、すべてのアイテムを選択するか、アイテム名の横にあるチェックボックスをクリックして、個々のアイテムを選択します。
- ダッシュボードの「アイテムを移動(Move Items)」 アイコンをクリックします。(アイコンは矢印の十字の形をしています。)
- 選択したアイテムを移動するプロジェクト名の横にあるラジオボタンをクリックします。
- 「アイテムを移動(Move Items)」ボタンをクリックします。
- 移動されたアイテムの総数を確認する画面が 表示されます。
既存のメールボックスにアイテムを追加する
- 。
- プロジェクトの一覧が表示されない場合は、「プロジェクト(Projects)」タブをクリックします 。
- 一覧から該当するプロジェクト名をクリックします。
- 「新しいアイテムを追加(Add New Items)」ボタンをクリックします。
重複を防止する
MigrationWizでは、ウォーターマークシステムを使用して、以前に移行されたアイテムを追跡します。 ウォーターマークを使用した検出は、アイテム名、タイトル、その他のプロパティによる検出と比べ、いくつかの利点を有しています。
ウォーターマークはどのように作成され、後の使用のためにどのように保存されるのですか?
アイテムが移行されると、各アイテムのヘッダーに小さなウォーターマークが埋め込まれます。これにより、移行先に移行されたアイテムを追跡することが可能になります。ウォーターマークは、MigrationWizで指定したエンドポイントタイプなどの情報も伝達します。
さらに、同じウォーターマークが弊社のデータベースにも保存されます。 保存されるのはウォーターマークデータのみで、アイテムのコンテンツデータは保存されません。移行されたアイテムのウォーターマークをデータベースに保持することで、移行先でユーザーによって削除されたアイテムが再び移行されるのを防ぎます。
2つの別々の場所でウォーターマークの追跡が行われるため、重複の発生を2重に防ぐことができます。
MigrationWizでは、後続の移行サイクルでどのようにウォーターマークを使用しますか?
後続の移行サイクルが開始されると、移行先でウォーターマークがスキャンされ、移行されたデータが特定されます。ウォーターマークデータベースもスキャンされ、移行後に移行先で削除または移動されたアイテムが、後続の移行サイクルで再移行されるのを防ぎます。このスキャンプロセスは、移行サイクルの開始時に毎回行われます。移行されたデータの量が多いほど、このプロセスにかかる時間は長くなります。たとえば、前回の移行で20GBのデータを移行した場合は、20MBを移行した場合よりも、ウォーターマークのスキャン時間が長くなります。
注:ウォーターマーク付きのアイテムが移行されることはありません。ウォーターマークのないアイテムのみが移行されます。
移行元のアイテムはどうなりますか?
移行元のデータが変更されることはなく、ウォーターマークが埋め込まれることもありません。
ウォーターマークを削除するにはどうすればよいですか?
- ユーザーによって移行先から手動で削除されたアイテムは、バックエンドでの追跡が続いているため、再移行されることはありません。
- 弊社のウォーターマークデータベースを削除するには、該当するユーザーの横にあるチェックボックスにチェックを入れ、ユーザーリストの上部のツールバーで、円形の「アイテムをリセットする」ボタンをクリックします。ここで削除されるのは、弊社のデータベースのデータのみです。
- 移行先に保存されているウォーターマークを削除する場合は、アイテム自体を削除する必要があります。これは、ウォーターマークがアイテムヘッダーに埋め込まれているためです。この操作は通常、移行を最初からやり直す場合にのみ行われます。移行先でアイテムを削除した場合、移行先のウォーターマークのみが削除されます。弊社のデータベースでウォーターマークがリセットされない限り、移行先から削除されたアイテムが再移行されることはありません。
アイテムおよびアイテム統計情報をリセットする手順については、アイテム統計情報をリセットするを参照してください。
その他の注意事項:
- 弊社システム専用の独自仕様のウォーターマークを使用するため、他の方法で移行されたアイテムを検出することはできません。たとえば、移行元から移行先に転送されたアイテム(他のソリューションによって移行されたアイテムも含む)には、弊社のウォーターマークが埋め込まれていません。したがって、弊社ではこれらのアイテムが移行先に存在していることを認識することはできません。その結果、アイテムがすでに移行先にあるにもかかわらず、同じアイテムが再移行されます。
- ウォーターマークにはエンドポイントタイプも保存されるため、移行後に移行元または移行先のエンドポイントタイプを変更すると、ウォーターマークが無効になり、後続の移行サイクルですべてのアイテムが再移行されます。この場合、新しい移行元または移行先エンドポイントタイプに基づいて、各アイテムに新しいウォーターマークが生成されます。
- 移行後に移行元のアイテムを移動した場合、後続の移行サイクルでは、移動した移行元アイテムと移行先の対応するアイテムをマッチさせることができなくなります。従って、そのアイテムは再び移行されます。つまり、そのアイテムは、移行先で2か所に重複して存在することになります。
大きなアイテム
アイテム/添付ファイルのサイズ制限はありません。ただし、外部要因により、大きなアイテム/添付ファイルの移行に失敗する場合があります。 考慮すべき点として、次の2つが挙げられます:
- 移行先システムで受け入れ可能な添付ファイルの最大サイズはどのくらいですか?
- ほとんどのメールシステムが、サイズ制限を設けています。たとえば、移行先システムが30MBの制限を設けている場合、30MBを超えるアイテム/添付ファイルは移行に失敗します。
- 移行元システムと移行先システムの接続タイムアウトはどのくらいですか?
- セキュリティ上の理由から、ほとんどのメールシステムで、所定の時間が経過すると、開いている接続が閉じられます。 たとえば、移行先システムのネットワーク帯域幅がわずか512Kbpsで、接続タイムアウト時間が30秒の場合、大きなアイテム/添付ファイルの移行が完了しないうちに、接続が閉じられる場合があります。
MigrationWizでは、大きなアイテムの移行を自動で複数回試行します。 移行の完了後に、エラーの再試行(Retry Errors)を実行して、失敗したアイテムの再移行を試みることができます。エラーの再試行(Retry Errors)オプションは、何回でも無料で使用することができます。
Office 365を移行元または移行先とする移行では、Office365のメッセージサイズ制限を変更します。
Exchangeの移行
Exchange(2007以降)を移行元または移行先とする移行で、EWSを使用する場合は、PowerShellを使用して、サイズ制限を増やします。
次の2段階のプロセスが必要です。これは、Exchangeのメッセージサイズ制限を増やすと、ペイロードを増やすためにIISの制限も増やす必要があるためです。 他の非標準設定によって生じるIISやEWS接続のサイズ制限など、所定の設定以外の固有の環境制限については、弊社ではトラブルシューティングや制限の特定を行うことはできません。
Exchangeのメッセージサイズ制限を増やす
現在のメッセージサイズ制限を表示するには:
- Exchange管理シェルを開きます。
- 次のコマンドを入力します:
Get-TransportConfig | Format-List -Property MaxReceiveSize, MaxSendSize
Get-SendConnector | Format-List -Property Identity, MaxMessageSize
Get-ReceiveConnector | Format-List -Property Identity, MaxMessageSize
Get-MailBox | Format-List -Property PrimarySmtpAddress, MaxSendSize, MaxReceiveSize
Exchange Serverでメッセージサイズ制限を増やすには:
- Exchange管理シェルを開きます。
- 次のコマンドを入力します:
Set-TransportConfig -MaxReceiveSize 150MB -MaxSendSize 150MB
Get-SendConnector | Set-SendConnector -MaxMessageSize 150MB
Get-ReceiveConnector | Set-ReceiveConnector -MaxMessageSize 150MB
Get-Mailbox | Set-Mailbox -MaxSendSize 150MB -MaxReceiveSize 150MB
IISの制限を増やして、ペイロードの受け入れを許可する
IISで増やす必要がある制限は3つあります:
- maxRequestLength
- maxAllowedContentLength
- maxReceivedMessageSize
次の手順に従って、クライアントアクセスサーバーのExchangeのメッセージサイズ制限を増やします:
- Windows Explorerを開きます。
- %ExchangeInstallPath%FrontEnd\HttpProxy\ews\ に移動します。
- Notepadなどのテキストエディターで Web.Config を開きます。
- 値を変更するXML開始タグを特定します。
- 既存の値を maxRequestLength="200000" に変更します-これは、Web.Configファイルの1か所で発生します。
- 既存の値を maxAllowedContentLength="200000000" に変更します -これは、Web.Configファイルの1か所で発生します。
- 既存の値を maxReceivedMessageSize="200000000" に変更します-このエントリは、最大で12回発生します。 認証方法ごとに変更する必要があります。
例:
<httpsTransport maxReceivedMessageSize="200000000" authenticationScheme="Anonymous" maxBufferSize="81920" transferMode="Streamed" />
<httpsTransport maxReceivedMessageSize="200000000" authenticationScheme="Basic" maxBufferSize="81920" transferMode="Streamed" />
など。 - IIS7およびWindows 2008を実行している場合は、WCFの設定を増やす必要が生じることがあります。
- ファイルを保存します。
- IISのリセットは必要ありません。Web.Configの変更は、次の接続時に適用されます。
次の手順に従って、メールボックスサーバーのExchangeのメッセージサイズ制限を増やします:
- Windows Explorerを開きます。
- %ExchangeInstallPath%ClientAccess\exchweb\ews\ に移動します。
- Notepadなどのテキストエディターで Web.Config を開きます。
- 値を変更するXML開始タグを特定します。
- 既存の値を maxRequestLength="200000" に変更します-これは、Web.Configファイルの1か所で発生します。
- 既存の値を maxAllowedContentLength="200000000" に変更します -これは、Web.Configファイルの1か所で発生します。
- 既存の値を maxReceivedMessageSize="200000000" に変更します-このエントリは、最大で12回発生します。 認証方法ごとに変更する必要があります。
- IIS7およびWindows 2008を実行している場合は、WCFの設定を増やす必要が生じることがあります。
- ファイルを保存します。
- IISのリセットは必要ありません。Web.Configの変更は、次の接続時に適用されます。