一般的な移行戦略

最も一般的な移行戦略について、以下に説明します:

ビッグバン移行(Big Bang Migration):

MXレコードのカットオーバー後に、1回のサイクルでメールボックス全体を移行するシングルサイクル移行の戦略です。
金曜日の夜にカットオーバーし、週末に移行を行うのが一般的なシナリオです。

長所:

  • コストパフォーマンスが高い戦略です。
  • 最も簡単で実行しやすい戦略です。

短所:

  • さまざまな要因により、予定の時間内に移行が完了しない場合があります。
    • ユーザーが移行先環境にアクセスして作業を再開する際に、一部のデータにアクセスできない場合があります。
    • シングルサイクル移行では、移行中または移行後に(ユーザーが移行元で)作成したアイテムが(移行されないため、移行先にて)存在しない場合があります。
    • 移行が失敗したり、時間がかかりすぎた場合に、一部のユーザーでダウンタイムが発生することがあります。

前段階移行(Pre-Stage Migration):

複数サイクルでの移行戦略で、カットオーバーの前に大部分のデータを前段階移行し、カットオーバー後に完全移行(差分移行)サイクルを実行します。

長所:

  • カットオーバー時にほとんどのデータを利用することができます。
  • 移行のリスクが軽減され、カットオーバー時に移行元サーバーの可用性を気にすることなく、データの大部分を利用することができます。

短所:

  • 以前の移行サイクルで既に移行されたアイテムの移行元での更新、削除、移動は次回以降の移行実行時には移行先へ反映されません。

複数サイクル移行を設定するにはどうすればよいですか?

クイックスイッチ移行

クイックスイッチ移行は、最新のメールのみを前段階移行します。ユーザーは、カットオーバー後、移行先にてすぐに新しいメールにアクセスすることができ、残りのデータは(カットオーバー後の移行実施により、移行先にて)徐々に埋め戻されます。

長所:

  • 初期移行を迅速に行うことができます。
  • カットオーバーから移行先でデータが使用可能になるまでの時間が短いです。

短所:

  • カットオーバー時にエンドユーザーが使用できるデータが限られています。

クイックスイッチ移行を設定するにはどうすればよいですか?​​

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