BitTitanは、様々な移行ライセンスタイプを提供しています。この記事では、ライセンスに関してよく寄せられる質問に対する回答と、移行に適したライセンスの選択について説明しています。移行プロジェクトはいつでも設定することができ、ライセンスは移行を実行したい時にいつでも購入することができます。請求書はライセンスタイプごとに作成されるため、履歴の追跡や請求書は移行プロジェクトごとに簡単に作成できます。
ライセンスの有効期限
ライセンスは購入から1年間有効です。
ライセンスの購入
MigrationWizで移行プロジェクトを実行するには、ライセンスが必要です。ライセンスの価格を確認、または購入するには、MSPCompleteもしくはMigrationWizダッシュボードの上部にある「購入(Purchase)」ボタンをクリックします。
ライセンスの購入方法:
- BitTitanアカウントにサインインします。
- 上部のナビゲーションバーで、「購入(Purchase)」をクリックします。
- 必要なライセンスタイプの「選択(Select)」ボタンをクリックします。
- 購入するライセンスの数を入力します。「今すぐ購入(Buy Now)」をクリックします。
- 必要に応じて「請求先住所(Billing Address)」を入力します。
- 「次へ(Next)」をクリックします。
- 「注文内容(Order Summary)」を確認し、支払い方法を入力します。
- 「購入する(Place Your Order)」をクリックします。
支払いが受領されると、ライセンスが発行されます。
- クレジットカードで購入した場合、決済後すぐにライセンスが使用可能になります。
- 電信送金(100ライセンス以上)による購入の場合は、支払いが受領され、承認された後に、ライセンスが使用可能になります。
- 注文書は、処理コストが発生するため受け付けていません。
どちらの場合も、支払いが承認されたことがメールで通知された時点で、ライセンスがログインアカウントで利用可能になります。
一般的な購入処理時間:
- クレジットカードによる支払い -
- 電信送金による支払い-24時間以内。
- ACH送金による支払い(米国のみ)-3~4営業日以内。
銀行に電話で送金をリクエストしても、すぐに処理されない場合があります。ほとんどの銀行がリクエストをキューに入れ、1日に1回のみ処理を行います。
ライセンスをタイムリーに受け取れなかった場合は、金融機関に電話をし、電子決済が処理されたかどうかを尋ねることをお勧めします。
支払い
クレジットカードでのお支払いの他、特定の条件を満たしている場合は、電信送金も可能です。
クレジットカードで購入する場合、即座に支払い手続きが行われます。ライセンスは即座にログインアカウントに付与されます。
100以上のライセンスを購入する場合は、電信送金を利用することができます。100以上のライセンスを購入すると、決済時に電信送金を利用するオプションが表示されます。電信送金で購入する場合、購買部および銀行で必要となる、電信送金の詳細情報が記された請求書が生成されます。システムによる支払い確認が完了すると、ライセンスが即座にログインアカウントに付与されます。
クーポンを利用するには
- MigrationWizにログインします。
- 正しいワークグループ(Workgroup)が選択されていることを確認します。
- 右上の「アカウント名(account name)」をクリックします 。
- 「クーポンの利用(Redeem Coupon)」を選択します 。
- クーポンコードを入力します。
- 「適用(Apply)」を選択します 。
- クーポンの利用が可能になります。
ライセンスの表示
- 右上のアカウント名をクリックします。
- 「ライセンス(Licenses)」を選択します 。
払い戻し
次の要件を満たす場合、管理者とマネージャーは、サブスクリプションまたはライセンスの払い戻しをリクエストすることができます。
- 元の購入から24時間以上が経過している。
- 元の購入日から15日未満である。
- 購入にクレジットカードを使用した。
- プロジェクトでライセンスを消費していない、または、サブスクリプションライセンスをユーザーに割り当てて移行を実行していない。
- ライセンス数が50未満である。
このオプションは、購入時にライセンスタイプ、またはライセンス数を間違った際に使用できます。
払い戻しをリクエストするには:
- 左のナビゲーションウィンドウの上部でワークグループ(Workgroup)を選択します。
- 左のナビゲーションウィンドウの「設定(Settings)」をクリックします。
- 「ライセンス(Licenses)」をクリックしてから、払い戻しをしたいサブスクリプションまたはライセンスの横にある「払い戻し(Refund)」をクリックします。これにより、購入したライセンスの金額が、リクエスト後、1〜2営業日以内に購入に使用された移行元に返金されます。
- その後、正しいタイプ、正しい数のライセンスを購入できます。
払い戻しの要件が満たされていない場合は、「払い戻し(Refund)」ボタンは表示されず、払い戻しを受けることはできません。
カードへの払い戻しは、払い戻しリクエスト後、1~ 2 営業日後に行われます。
ライセンスの消費
移行の送信時に、最初に有効期限が最も近いライセンスが選択されます。これは、「メールボックスライセンス(Mailbox License)」や「パブリックフォルダーライセンス(Public Folder License)」など、移行の開始時に消費されるライセンスタイプに適用されます。
ライセンスタイプ
移行元のアイテムの種類に基づいて、必要なライセンスを判断してください。 MigrationWizは、移行元のアイテムの種類に基づいて、様々なタイプのライセンスを使用します。以下のライセンスタイプの説明を参照してください。
メールボックスライセンスとUMB(ユーザー移行バンドル)ライセンス
UMB(ユーザー移行バンドル)は、最も一般的に使用されるMigrationWizライセンスです。各ライセンスは、1人の特定のユーザーに適用する必要があり、メールボックス、アーカイブ、およびドキュメントをカバーします。さらに、UMBを使用すると、ユーザーは DeploymentProを使用してOutlookプロファイルを構成できます。
「メールボックスライセンス(Mailbox License)」は、メールボックスのみの移行に使用され、通常はメールボックスのみの移行だけに適用されます。ライセンスはユーザーに直接適用されず、MigrationWizによって自動的に消費されます。
UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンス
UMBライセンスは、各ユーザーアカウントに対して無制限のデータを提供します。ライセンスの有効期限は、購入後12か月です。
このライセンスタイプは各ユーザーに適用する必要があり、アカウントとデータを移行します。ライセンスは、移行されるユーザーごとに1ライセンス消費され、複数のユーザーに適用することはできません。
移行できるアイテム:
- メールボックス
- ドキュメント
- 個人用アーカイブ
- Teamsのプライベートチャット(1対1のチャット、グループチャット、会議チャットを含む)
追加機能:
- 移行後のOutlookプロファイルの構成をサポート
- Microsoft 365テナント間の併用設定をサポート
メールボックス移行(Mailbox Migration)ライセンス
メールボックス移行ライセンスは、個別のメールボックスを移行します。ライセンスごとに最大50GBまで移行します。
移行できるアイテム:
- メール
- 連絡先
- 予定表
- ジャーナル
- メモ
- タスク
- Teamsのプライベートチャット(1対1のチャット、グループチャット、会議チャット)
- ルール(該当する場合)
このライセンスでは、DeploymentProなどのダウンロードされたBitTitanソフトウェアの使用はサポートされません。
パブリックフォルダー(Public Folder )ライセンス
パブリックフォルダーライセンスは、Exchange/Exchange Online のパブリックフォルダーの移行でのみ使用します。各ライセンスは、Exchangeの各移行元環境ごとに最大10GBのデータを移行します。
移行できるアイテム:
- メール
- 連絡先
- 予定表
- タスク
このライセンスでは、DeploymentProなどのダウンロードされたBitTitanソフトウェアの使用はサポートされません。
コラボレーション移行(Collaboration Migration)ライセンス(Teams移行用)
Teams移行用のコラボレーション移行ライセンスは、Microsoft Teamsの移行にのみ使用され、最大100GBまで移行されます。このライセンスタイプは、アカウントが適切な数量のライセンスを保持している場合、自動的に適用されます。チームごとに1つのライセンスが適用され、有効期限は購入日から12か月です。
1チームあたり100GBを超えるデータを移行する場合は、移行するデータ量に応じて十分なライセンスを購入してください。例えば、6つのチームのうちの2つのチームにデータが200GBずつある場合、ライセンスを8つ購入する必要があります。
移行できるアイテム:
- チーム
- チャネル
- 投稿
- ファイル
- 権限
このライセンスでは、DeploymentProなどのダウンロードされたBitTitanソフトウェアの使用はサポートされません。
MigrationWiz:ハイブリッドライセンス
MigrationWiz:ハイブリッドライセンスは、オンプレミスのExchange ServerとExchange Onlineサービスが混在する、Microsoft 365などのハイブリッドExchange環境で移行を行う際に必要です。この移行タイプの性質上、データ量の上限はユーザーが購入した該当するMicrosoft 365ライセンスに基づいています。
このライセンスタイプには、ダウンロードした1つ以上のソフトウェアエージェントを使用して、移行プロジェクトの完了を支援するオプションが含まれています。ダウンロードしたエージェントを使用しない場合は、自動スマートバッチ処理(Automated Smart Batching)の機能を使用することができません。また、ソフトウェアエージェントを使用しない場合は、移行するメールボックスの構成情報をCSVファイル経由でシステムにインポートする必要があります。お客様は、このライセンスタイプに関連するソフトウェアエージェントの使用に起因するシステムへのいかなる損害についても、BitTitanは責任を負わないことを認識し、同意するものとします。
共有ドキュメント(Shared Document)ライセンス
共有ドキュメント ライセンスは、SharePointまたはGoogle共有ドライブが含まれるすべてのドキュメント移行プロジェクトに適用されます。このライセンスタイプは、購入したライセンスのサイズに応じ、最大50GBまたは100GBまでのデータを移行します。
移行できるアイテム:
-
ドキュメント
-
フォルダー
-
権限
-
バージョン
このライセンスでは、DeploymentProなどのダウンロードされたBitTitanソフトウェアの使用はサポートされません。
G Suiteメールボックスおよびドキュメント(G Suite Mailbox and Documents)ライセンス
G Suiteメールボックスおよびドキュメントライセンスは、ライセンスバンドル(1つのGoogleメールボックスライセンスと1つのGoogleドキュメントライセンス)で、G Suite(GmailとGoogleドライブの両方)を移行先とする移行にのみ適用されます。このライセンスは、メールボックスライセンスごとに最大30GB、ドキュメントライセンスごとに最大30GBの移行を行います。
移行できるアイテム:
- メール
- 連絡先
- 予定表
- ドキュメント
テナント移行バンドル(Tenant Migration Bundle)
テナント移行バンドルは、Microsoft 365テナント間での移行に特化したバンドルライセンスです。各バンドルには以下が含まれます。
- 1つのUMB(ユーザー移行バンドル)ライセンス
- Teams または SharePointコンテンツ用の1つのFlex Collaborationライセンス(FCL)。
重要:各UMBライセンスは、1人のユーザーのメールボックスとOneDriveデータを無制限に移行します。FCLはチームまたはライブラリごとに付与され、各ライセンスは最大100GBのTeams または SharePointデータを移行できます。
ライセンスバンドルは、Microsoft 365テナントの移動または統合のための使用を意図しており、ほとんどのMicrosoft 365ワークロードを移行することができます。Microsoft TeamsからTeamsへの移行またはMicrosoft SharePoint OnlineからSharePoint Onlineへの移行が含まれます。
このライセンスは、当社のセールスチーム、またはグローバルディストリビューションパートナーを通じて直接販売されます。価格や展開についてはお問い合わせください。
ライセンス要件
UMB(ユーザー移行バンドル):ユーザーごとに1ライセンス
Flex Collaborationライセンス:チームまたはドキュメント ライブラリごとに1ライセンス。購入したバンドル全体に十分なFlex Collaborationライセンスがない場合は、追加の「コラボレーションライセンス(Collaboration License)」または「共有ドキュメントライセンス(Shared Document License)」が必要になります。コラボレーションおよび共有ドキュメントライセンスは、BitTitanストアフロントから購入できます。
このライセンスにより、次のコンテンツを移行できます。
- グループ
- Exchange
- OneDrive for Business
- SharePoint Online
- Teams
重要: 各FCLは、SharePoint または Teamsのデータに使用できます。
移行できないアイテム:
- パブリックフォルダー
ライセンスの使用
MigrationWizで移行を実行すると、プラットフォームは購入したサブスクリプションまたはライセンスに対する機能を検証します。追加のサブスクリプションまたはライセンスを取得する必要がある場合、プラットフォームは取得が必要なものを正確に伝え、アイテム購入の手順を示します。
ライセンスは移行が成功した際に消費されます。メールボックスが正常に移行されなかった場合、ライセンスは消費されません。ライセンスは移行中に一時的に消費される場合がありますが、移行が失敗または停止すると、自動的に復元されます。
ライセンスは特定のプロジェクトに固定されるのではなく、特定の移行タイプに紐づけられます。つまり、同じ移行タイプの他のプロジェクトでも利用可能です。
移行の開始時に、ライセンスが使用されるかどうかが明確に示されます。また、すべてのライセンスの使用状況はセキュリティログに記録されています。ご質問がある場合はサポートにお問い合せください。ライセンス使用状況ログ情報を確認または送信いたします。
エラーが発生した状態で移行が成功した場合、トライアル移行(Trial Migration)またはメールボックス ライセンスを使用した移行のどちらの場合でも、「エラーの再試行(retry error)」 移行サイクルを無料で実行できます。このタイプの移行は、移行エラーを修復するために実行するもので、前回の移行後に追加されたアイテムを移行することはできません。
「完全移行(Full Migration)」 (デルタとも呼ばれます) の場合、メールボックス移行ライセンスを「前段階移行(Pre-Stage Migration)」に使用すると、追加料金なしで「差分移行 (Delta Migration)」を実行できます。メールボックス移行プロジェクトを実行する場合は、最大10回の正常な移行サイクルと最大50GBが許可されます。
注:「完全移行(Full Migration)」 または「前段階移行(Pre-Stage Migration)」の実行で使用されたライセンスは、有効期限の影響を受けなくなります。有効期限が過ぎても同じメールボックスの「デルタ (差分)サイクル(delta passes)」で引き続き使用できます。
移行サイクルの成功後にライン アイテムを削除し、同じ内容(たとえば同じメールアドレスなど)の新しいライン アイテムを再追加した場合は、移行が実行されたプロジェクトが同じでも、追加のライセンスが消費されます。
異なるプロジェクト間で同じライセンスを利用するには、ライン アイテムを再追加するのではなく、移動する必要があります。
管理者およびマネージャーは、ユーザーのメールボックス、ドキュメント、および個人用アーカイブの移行を実行する前に、UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを顧客のユーザーに手動で適用する必要があります。
他のタイプのライセンス (メールボックスの移行およびパブリック フォルダーの移行ライセンス) は自動で適用されます 。移行プロセスが開始されると、システムが必要に応じてライセンスを自動で適用します。
ライセンスの適用
重要: UMB、テナント移行バンドル、メールボックスのライセンスが移行に適用されると、その移行のライン アイテムまたはユーザーに対して直ちにライセンスが消費されるため、変更または再利用することはできません。
MSPCompleteでUMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを適用するには:
- https://manage.bittitan.comでMSPCompleteにサインインします。
- 「メール」フィールドの上にある「MSPComplete」ボタンをクリックしてサインインしてください。
- 左のナビゲーションウィンドウの上部で、ワークグループを選択します。顧客と移行プロジェクトを作成したワークグループを選択してください。プロジェクトがログインアカウントで作成したものではない場合は、ログインアカウントをワークグループに紐づける必要があります。
- 左のナビゲーションウィンドウで、「顧客(Customers)」をクリックします。
- UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを適用するユーザーを含む顧客(Customer)をクリックします。
- ページ上部の「ユーザー(Users)」タブをクリックします。
- ライセンスを適用するユーザーのメールアドレスの左にあるチェックボックスをオンにします。
- ページ上部の「UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを適用する(Apply User Migration Bundle License)」ボタンをクリックします。 独自ドメインでユーザーを顧客ページに追加することをお勧めします。.onmicrosoftドメインを移行に使用する場合は、ユーザー名の表示を .onmicrosoftドメインに変更する前に、UMB(ユーザー移行バンドル)を適用します。
- 選択したユーザーの中に、UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを割り当てられていないユーザーが1人でもいる場合は、「確認(Confirm)」をクリックします。
重要: 割り当て可能なUMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスが不足している場合、ワークグループのマネージャー(Manager)以上の役割のアカウントに対し、必要な情報がすべて記載されたフォームが表示され、手順に従ってUMBライセンスを購入することができるようになっています。
適用されたUMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを削除するには:
- https://manage.bittitan.comでMSPCompleteにサインインします。
- 「メール」フィールドの上にある「MSPComplete」ボタンをクリックしてサインインしてください。
- 左のナビゲーションウィンドウの上部で、ワークグループを選択します。 選択したワークグループに顧客と移行プロジェクトが作成されています。プロジェクトがログインアカウントで作成したものではない場合は、ログインアカウントをワークグループに紐づける必要があります。
- 左のナビゲーションウィンドウで、「顧客(Customers)」をクリックします。
- UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを削除するユーザーが含まれる顧客(Customer)をクリックします。
- ページ上部の「ユーザー(Users)」タブをクリックします。
- UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを削除する各ユーザーの右端にある省略記号「...」をクリックします。
- ドロップダウンメニューから「バンドルの削除(Remove Bundle)」をクリックします。
重要:UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスは、移行アクションが実行されておらず、かつライセンスがユーザーに適用されてから24時間以内に削除処理が行われた場合にのみ削除することができます。プロジェクトに属さないユーザーに対して資格情報の検証(Verify Credentials)やトライアル移行(Trial Migration)が実行された場合は、サポート(Support)にお問い合わせください。前段階移行(Pre-Stage Migration)あるいは完全移行(Full Migration)サイクルでデータが移行された場合、ライセンスは削除できません。
UMBライセンスの削除についてサポートへお問合せの際は、MigrationWizプロジェクトからユーザーを削除しないでください。移行されたデータがないことを検証する必要があります。
MigrationWizでUMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを適用するには:
- https://migrationwiz.bittitan.comで、MigrationWizにサインインします。
- サインイン後、「メール」フィールドの上にある「MigrationWiz」ボタンをクリックするか、MSPCompleteページにサインイン後、「すべての製品(All Products)」ボタンをクリックし、「MigrationWiz」を選択します。
- 左のナビゲーションウィンドウの上部で、ワークグループを選択します。顧客と移行プロジェクトを作成したワークグループを選択してください。プロジェクトがログインアカウントで作成したものではない場合は、ログインアカウントをワークグループに紐づけ、プロジェクトの共有を有効にする必要があります。
- ライセンスを適用するプロジェクトをクリックします。
- UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを適用するユーザーのメールアドレスの左にあるチェックボックスをオンにします。
- プロジェクトページの上部にある「詳細(More)」メニュー(3本ラインのアイコン)をクリックします。
- 「UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスの適用(Apply User Migration Bundle License)」をクリックします。
適用されたUMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを削除するには(移行対象外のユーザーだった場合など):
- https://migrationwiz.bittitan.comで、MigrationWizにサインインします。
- サインイン後、「メール」フィールドの上にある「MigrationWiz」ボタンをクリックするか、MSPCompleteページにサインイン後、「すべての製品(All Products)」ボタンをクリックし、「MigrationWiz」を選択します。
- 左のナビゲーションウィンドウの上部で、ワークグループを選択します。顧客と移行プロジェクトを作成したワークグループを選択してください。プロジェクトがログインアカウントで作成したものではない場合は、ログインアカウントをワークグループに紐づけ、プロジェクトの共有を有効にする必要があります。
- ライセンスを削除する必要があるプロジェクトをクリックします。
- UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを削除するユーザーのメールアドレスの左にあるチェックボックスをオンにします。
- プロジェクトページの上部にある「詳細(More)」メニュー(3本ラインのアイコン)をクリックします。
- 「ライセンスの削除(Remove licenses)」をクリックします。
重要: UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスは、移行アクションが実行されておらず、かつライセンスがユーザーに適用されてから24時間以内に削除処理が行われた場合にのみ削除することができます。プロジェクトに属さないユーザーに対して資格情報の検証(Verify Credentials)やトライアル移行(Trial Migration)が実行された場合は、サポート(Support)にお問い合わせください。前段階移行(Pre-Stage Migration)あるいは完全移行(Full Migration)サイクルでデータが移行された場合、ライセンスは削除できません。
新たにライセンスを適用したユーザーに対して前段階移行(Pre-Stage Migration)あるいは完全移行(Full Migration)を実行する場合、ライセンス適用をシステムが処理するのに多少時間がかかるため、適用が確認されるまでは移行を実行しないでください。ライセンスの適用処理には数分かかる場合があります。
ライセンスに関するよくある質問
ライセンスが自動的に削除されるのを防ぐにはどうしたらよいですか?
デフォルトでは、非アクティブな状態が6か月続くとプロジェクトは削除されます。そのプロジェクトで前段階移行(Pre-Stage Migration)または完全移行(Full Migration)が成功した履歴があれば、ライセンスは消費されたと見なされます。デフォルトの非アクティブ期間を変更するには、次の手順を参照してください。
プロジェクトの自動削除期間を変更するには:
- MigrationWizアカウントにサインインします。
- プロジェクト ダッシュボードが表示されない場合は、「プロジェクト (Projects)」タブをクリックします。
- 一覧から「プロジェクト名(Project Name)」をクリックします。
- 「プロジェクトの編集(Edit Project)」をクリックします。
- 「詳細オプション(Advanced Options)」をクリックします。
- 「メンテナンス(Maintenance)」タブで、「プロジェクトが未使用の場合何日後に自動的に削除するか(Number of days before this project, if unused, will be automatically deleted)」の値を変更します。
- 「オプションを保存する(Save Options)」をクリックします。
ライセンスカテゴリを変更できますか?
ライセンスカテゴリは、移行の開始前に選択します。移行が開始されると、ライセンスは消費され、変更できなくなります。
プロジェクトを削除すると、使用済みライセンスがアカウントに復元されますか?
いいえ。前段階移行(Pre-Stage Migration)あるいは完全移行(Full Migration)サイクルを実行済みの移行プロジェクトを削除すると、関連するライセンスも削除されます。この処理は元に戻すことができないため、移行を再実行する場合は、プロジェクトの再作成と追加のライセンスが必要となります。
UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスは、移行対象のユーザーに直接適用され、MigrationWizと切り離されているため、上記ルールの例外となります。したがって、プロジェクトが削除されても、ライセンスはユーザーに割り当てられたまま残ります。問題が発生した場合は、プロジェクトを削除する前に、サポート(BitTitan Support)にお問い合わせください。
前回の移行が失敗したため、再実行したい。
移行に失敗した場合、ライセンスは消費されません。移行が失敗した(または停止した)場合、使用したライセンスはログインアカウントに自動的に復元されます。移行を再実行する際は、復元されたライセンスが消費されます。
前回の移行は成功したが、再実行したい。
メールボックス移行(Mailbox Migration)ライセンスを使用する場合は、再実行時に新しいライセンスが消費されることはありません。これは、メールボックス移行ライセンスでは、1メールボックスあたり最大10サイクル(成功時のみカウント)の移行が可能となっているためです。
2つの異なるタイプのライセンスを使用して移行を実行するにはどうすればよいですか?
2つの異なるタイプのライセンスを使用して1つの移行を実行することはできません。(例えば、5人のユーザーに対してメールボックス移行を実行する際に、2つのMigrationWizメールボックス移行ライセンスと3つのMigrationWizドキュメント移行ライセンスを併用することはできません。)移行に適したタイプのライセンスを購入すると、そのライセンス数に応じて移行を実行することができます。
ただし、UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスについては例外となります。UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスには、MigrationWizメールボックス、MigrationWizドキュメント、およびMigrationWiz個人用アーカイブのライセンス機能が含まれています。UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスは、移行に適した単独使用タイプのライセンスと組み合わせて使用することが可能です。
右上の「アカウント(Account)」ボタンをクリックして「ライセンス(Licenses)」を選択すると、所有しているライセンスタイプが表示されます。
UMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスを購入すれば、様々なタイプの移行を複数回実行することが可能となります。例えば、メールボックス移行(Mailbox Migration)を実行した後に、追加のライセンスを購入することなく、ドキュメント移行(Document Migration)を実行することができます。
1つのライセンスでいくつのメールボックスを移行することができますか?
ライセンス1つにつき、1つのメールボックスを1つの移行先に移行することができます。メールボックス移行(Mailbox Migration)ライセンスでは、1メールボックスあたり最大50GBのデータ転送、および10サイクルまでの移行を実行することができます。
メールボックス移行ライセンスの特徴について、以下にいくつかの例を挙げて説明します。
- 5GBのメールボックス10個を1つのライセンスで移行することはできません。
- 各サイクルで別のメールボックスを移行することはできません。
- 各サイクルは同じメールボックスに対して実行される必要があります。
- ライセンス制限に達すると、移行は停止します。続行するには、追加のライセンスを購入する必要があります。購入後、アイテムの移行が再実行できるようになります。移行は、中断したところから再開されます。
1つのアイテムに対する複数のライセンス
移行を実行する場合、各ライセンスにはサイズ制限があります。MigrationWizダッシュボードのライン アイテムごとに、個別のライセンスが必要です。
- 移行先がMicrosoft OneDrive for Businessの場合、ライセンスはユーザーごとに消費されます。
転送制限に達すると、別のライセンスが必要になります。
デフォルトでは、MigrationWizはが消費するライセンスは、アイテム(メールボックス、アーカイブなど)ごとに1つのみです。転送制限に達すると移行が停止するため、移行を再実行するには追加のライセンスが必要です。
プロジェクト内のアイテムが複数のライセンスを使用できるようにするには、次の手順に従ってください。
- MigrationWizにログインします。
- プロジェクトを開きます。
- 上部の「プロジェクトの編集(Edit Project)」をクリックし、「詳細オプション(Advanced Options)」を選択します。
- 「ライセンス(Licensing)」をクリックし、「ライン アイテムごとに消費されるライセンスの最大数(Maximum number of licenses to consume per item)」を入力します。
- 「保存(Save)」をクリックします。
移行プロジェクト内のアイテムに、複数のライセンスを使用する権限が付与されます。1ライセンスあたりの制限を超過する場合があるため、購入したライセンスに予備があることを確認してください。
この数は、1つのプロジェクト内のアイテムごとに適用されます。つまり、移行で2つのアイテム送信すると、両方のアイテムで自動的に追加のライセンスが使用できるようになります。
消費されるライセンスの最大数を「2」などに増やして、50GB未満のメールボックス移行を実行すると、ライセンス数が大きく設定されている場合でも、消費されるライセンスは1つのみです。
このガイドにリストされているライセンスタイプには、アイテムごとに最大10サイクルが許可されます。例えば、ユーザーが合計サイズ32GBのメールボックスのメールボックス移行を実行する場合、「前段階移行(Pre-Stage Migration)」の実行後に2回「デルタ(差分)サイクル(Delta passes)」を送信しても、消費されるメールボックス移行ライセンスは1つのみです。サイズが50GBを超えているメールボックスで、ライセンス数が2に設定されている場合、移行されたデータが50GBに達するとライセンスが2つ消費されます。
一般的なシナリオは次のとおりです。
- PSTの移行中に、複数のサイズの小さいPSTファイルが同じ移行先メールボックスに取り込まれている場合。
- メールボックス移行の実行中に、複数の移行元メールボックスが同じ移行先メールボックスに取り込まれている場合。各移行元メールボックスで同じアイテムが存在する場合、移行先メールボックスでアイテムの重複が発生します。