顧客の表示、追加、および編集

顧客とは、IT やクラウド インフラストラクチャを管理し、独自のさまざまな管理サービスを提供する会社を指します。[すべての顧客 (All Customers)] ページでは、使いやすいツールと機能セットで顧客を表示および管理できます。

リストにある顧客をクリックすると、[顧客概要 (Customer Overview)] ページに移動します。このページには、概要、最もよく利用されるサービス、サービス ステータスなどの重要な顧客データが表示されます。ここから、顧客のフィード、プロジェクト、ユーザー、グループ、エンドポイント、コンピューター、ゲートウェイ、およびリソース情報にアクセスして使用することもできます。

この記事の内容

 

顧客の表示

選択したワークグループ内の顧客の表示するには、左のナビゲーション ウィンドウにある [すべての顧客 (All Customers)] をクリックします。

[すべての顧客 (All Customers)] ページには、そのワークグループに対して管理されるすべての顧客が、場所とステータスも含めて表示されます。このリストから、各会社のユーザー、デバイス、およびサービスにアクセスできます。リストはさまざまな方法で検索、並べ替え、またはフィルターできます。

注意: MSPComplete にログインする場合、既定の顧客が表示されています。この既定の顧客にプロジェクトを割り当てることはできますが、新しい顧客を作成されることをお勧めします。

 

顧客の追加

MSPComplete で顧客を管理する場合、最初の手順として、顧客を一度に 1 人ずつ追加します。顧客は追加するごとに、顧客リストに表示されます。ただし、アーカイブ化しないことが前提となります。顧客の追加を開始するには、以下の 2 つの方法があります。

  • [すべての顧客 (All Customers)] ページの [顧客の追加 (Add Customer)] ボタン
  • MSPComplete 内のページの上のナビゲーション バーにある [追加 (Add)] ボタン

 

すべての顧客ページでの顧客の追加

  1. 左のナビゲーション ウィンドウで、適切なワークグループを選択し、[すべての顧客 (All Customers)] をクリックします。
  2. [顧客の追加 (Add Customer)] をクリックします。
  3. 「顧客の追加」フォームに、新規顧客情報を入力します。

    フィールド名

    説明

    顧客の標準の電子メール ドメイン (Customer Primary Email Domain)

    顧客の電子メール ドメイン名です。これは必須フィールドです。

    例: siliconpacific.com

    ヒント: “@” 記号はこのフィールドに既に入力されているため、電子メール ドメインに入れる必要はありません。

    会社名 (Company Name)

    顧客の名前です。これは必須フィールドです。

    プライマリ ロケーション (Primary Location) (オプション)

    顧客が拠点としている国です。

    都市 (City) (オプション)

    顧客が拠点としている都市です。

    主な業種 (Primary Industry) (オプション)

    会社または組織の種類です (ポップアップ リストから選択)。

    会社の規模 (Company Size) (オプション)

    顧客の大まかな従業員数です (ポップアップ リストから選択)。

  4. [保存 (Save)] をクリックします。
  5. 手順 1 から 4 を、追加する各顧客に対して繰り返します。

 

上のナビゲーション バーにある追加ボタンによる顧客の追加

  1. 左のナビゲーション ウィンドウで、適切なワークグループを選択します。
  2. 上のナビゲーション バーで [追加 (Add)] をクリックし、ドロップダウン リストの [追加 (Add)] をクリックします。
  3. 新規顧客の情報を「顧客の追加」フォームに入力します。
  4. [保存 (Save)] をクリックします。

    ヒント: メイン ウィンドウのリストから顧客をクリックすると、左のナビゲーション バーの [最近の顧客 (Recent Customers)] にその顧客の名前が表示されます。

 

顧客の編集

顧客の情報を正確かつ最新の状態に保つことは重要です。顧客のドメイン、名前、住所、業種、および従業員数を編集できます。

以下の手順に従って、顧客情報を編集します。

  1. 左のナビゲーション ウィンドウで、適切なワークグループを選択し、[すべての顧客 (All Customers)] をクリックします。
  2. 編集する顧客をポイントし、[顧客の編集 (Edit Customer)] をクリックします。
  3. 「編集」フォームで顧客の情報を編集します。

    フィールド名

    説明

    顧客の標準の電子メール ドメイン (Customer Primary Email Domain)

    顧客の電子メール ドメイン名です。これは必須フィールドです。

    例: siliconpacific.com

    ヒント: “@” 記号はこのフィールドに既に入力されているため、電子メール ドメインに入れる必要はありません。

    会社名 (Company Name)

    顧客の名前です。これは必須フィールドです。

    プライマリ ロケーション (Primary Location) (オプション)

    顧客が拠点としている国です。

    都市 (City) (オプション)

    顧客が拠点としている都市です。

    主な業種 (Primary Industry) (オプション)

    会社または組織の種類です (ポップアップ リストから選択)。

    会社の規模 (Company Size) (オプション)

    顧客の大まかな従業員数です (ポップアップ リストから選択)。

    サブスクリプションの更新ポリシー

    [自動更新 (Auto-renew)] または [自動更新しない (Do not auto-renew)] を選択します。

  4. [保存 (Save)] をクリックします。

 

顧客の並べ替え、検索、およびフィルター

MSPComplete では、[すべての顧客 (All Customers)] ページで顧客のアクティビティ、進行状況、およびステータスを簡単に表示、監視、および管理できるようになりました。並べ替え、フィルター、検索の各ツールを使用すると、必要な特定の顧客情報をすばやく入手できます。たとえば、生成しようとする四半期単位の世界売上レポートに対し、すべての顧客を地域ごとに並べ替えなければならない場合があります。

名前または場所による顧客の並べ替え

  1. 左のナビゲーション ウィンドウで、適切なワークグループを選択し、[すべての顧客 (All Customers)] をクリックします。
  2. [並べ替え (Sort)] をクリックします。
  3. [顧客名 (Customer Name)] または [場所 (Location)] をクリックします。

    ヒント: [並べ替え (Sort)] メニューの各オプションの左には矢印が 2 つあります。上の矢印をクリックして、昇順 (A、B、C…) または下の矢印をクリックして降順 (Z、Y、X…) を選択します。

 

現在のステータスによる顧客のフィルター

  1. 左のナビゲーション ウィンドウで、適切なワークグループを選択し、[すべての顧客 (All Customers)] をクリックします。
  2. [フィルター (Filter)] をクリックします。
  3. [アクティブ (Active)] または [アーカイブ済み (Archived)] をクリックします。

 

顧客の検索

  1. 左のナビゲーション ウィンドウで、適切なワークグループを選択し、[すべての顧客 (All Customers)] をクリックします。
  2. 顧客名を [検索 (Search)] ボックスに入力します。
  3. [Enter] キーを押します。

    [すべての顧客 (All Customers)] ページの下半分に表示されている顧客データの各項目がリンクされています。これらのデータ項目のいずれかをクリックすると、[すべての顧客 (All Customers)] の下にある該当タブが表示され、そこでタスクを続行することができます。

 

顧客のアーカイブ化と再アクティブ化

場合によっては、長期間にわたりサービスの提供や管理を行わない顧客もいます。こうした非アクティブな顧客をアーカイブ化することで、MSPComplete のビューを見やすくすることができます。非アクティブな顧客をアーカイブ化すると、間違ってこうした顧客に変更を加える心配もありません。これらの顧客は後で簡単に再アクティブ化することができます。

以下の手順に従って、顧客をアーカイブ化または再アクティブ化します。

  1. 適切なワークグループを選択し、左のナビゲーション ウィンドウにある [すべての顧客 (All Customers)] をクリックします。
  2. 次のうち1つを選んで実行します。
    • 顧客が現在アクティブな場合は、アーカイブ化する顧客をポイントし、右の [顧客のアーカイブ化 (Archive Customer)] アイコンをクリックします
    • 顧客が現在アーカイブ化されている場合は、[アーカイブ化済み (Archived)] の顧客リストにフィルターをかけ、アーカイブ済みリストにある顧客をポイントし、右の [顧客の再アクティブ化 (Reactivate Customer)] アイコンをクリックします。
  3. アクションを確認するプロンプトが表示されたら、[はい (Yes)] をクリックします。

    重要: MSPComplete では、顧客を削除することはできません。これは意図的に削除できないように設定されています。顧客との MSP 上の関係は長期間にわたり非アクティブであったにせよ、将来いつかその顧客と取引を再開する機会もあるでしょう。顧客を直ちに再アクティブ化すると、関連するフィード、プロジェクト、ユーザー、グループ、エンドポイント、コンピューター、ゲートウェイ、リソースなど、顧客が保存したエンティティや情報がすべて復元されます。これで、顧客のプロファイルや設定を手動で再作成および再構成する必要がなくなります。

 

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