Microsoft Teamsの移行に関するよくある質問

本ガイドでは、Microsoft TeamsからMicrosoft Teams への移行に関するよくある質問とトラブルシューティングのプロセスについて説明します。TeamsからTeamsへの移行を実行するために必要な手順を示す移行ガイドではありません。 

ゲストユーザーの移行

移行以前に、移行先にゲストユーザーが存在し、移行先テナントでゲスト権限が有効になっている場合に限り、移行元のゲストユーザーが移行されます。TeamsまたはMicrosoft 365管理ポータルで事前設定を行ってください。

その他の制限事項

1.投稿

移行先の対応するチャネルごとに 「投稿履歴(Conversation History)」 タブが作成されます。各チームには最新の60件の投稿スレッド (60件のルートメッセージ + すべての返信) が表示され、古いメッセージ スレッドはすべて 「投稿履歴(Conversation History)」タブにHTMLファイルとしてダウンロードされます。

件数は、「詳細オプション(Advanced Options)」TeamsMaxConversationPostPerTeam=XXXXを使用して増やすことができます。「XXXX」を、移行するメッセージスレッドの数に置き換えます。例えば、

TeamsMaxConversationPostPerTeam=1000 と設定すると、チームごとに1000件の投稿が読み込まれます。合計は、各チーム内のチャネル間で分割されます。例えば、チームに10個のチャネルがある場合、チャネルごとに100件の投稿が移行されます。このオプションは、移行速度を低下させる恐れがあるため、使用する場合は注意が必要です。 

2.Teams for Educationの移行

MigrationWizでは、Microsoft Teams for Educationの移行をサポートしています(「クラスノートブック」を含む「クラス」テンプレートのみ)。現在、「PLC」または「スタッフ」テンプレートを使用したTeamsのノートブックの移行は、サポートしていません。
注:「PLC」または「スタッフ」テンプレートを使用したTeamsの移行では、移行前に移行先をプロビジョニングする必要があります。詳細については、セールスにお問い合わせください。

3.GoDaddy 

移行元または移行先がGoDaddyの場合、GoDaddyの接続制限により、本移行タイプはサポートされていません。

4.Microsoft Teams Connect/共有チャネル

Microsoft Teams Connect (別名:共有チャネル)。移行するチームに共有チャネルが含まれている場合、共有チャネルはスキップされ、共有チャネル内の投稿は移行されません。

権限

Microsoftが提供するAzureストレージにSASトークンを使用してアクセスする場合の、トークンの有効期間はどのくらいですか?

Microsoft提供のAzureストレージのSASトークンは、有効期間が30日ではなく5日のみです。

アプリケーション権限を追加する

  1. Microsoft 365管理ポータルに、グローバル管理者としてサインインしていることを確認します。

  2. MigrationWiz-SharePoint-FullControlに移動し、プロンプトが表示されたら、アプリのアクセスに同意します。 

  3. Microsoft 365管理ポータルで、「MigrationWiz」という名前の新しいセキュリティグループを作成します。セキュリティグループを作成するには、Microsoftのガイドに従ってください。

  4. 新しいユーザーを作成します。このユーザーアカウントは、有効なTeamsライセンスが割り当てられた、クラウド専用アカウントである必要があります。

  5. 作成したセキュリティグループに、新しいユーザーをメンバーとして追加します。 重要: このユーザーについては、Active Directoryフェデレーションサービス(ADFS)および多要素認証(MFA)をオフにする必要があります。

  6. MigrationWizプロジェクトを作成します。

  7. エンドポイントを作成する際に、新しいユーザーの資格情報を入力します。

移行先の権限レベルを設定する手順:

  1. グローバル管理者としてサインインしていることを確認します。

  2. MigrationWiz-SharePoint-FullControlに移動し、プロンプトが表示されたら、アプリのアクセスに同意します。

  3. Microsoft 365管理ポータルで、「MigrationWiz」という名前の新しいセキュリティグループを作成します。

  4. 新しいユーザーを作成します。  このユーザーアカウントは、有効なTeamsライセンスが割り当てられた、クラウド専用アカウントである必要があります。

  5. 作成したセキュリティグループに、新しいユーザーをメンバーとして追加します。

  6. MigrationWizプロジェクトを作成します。

  7. エンドポイントを作成する際に、新しいユーザーの資格情報を入力します。

MigrationWiz-SharePoint-FullControlは、移行元と移行先の両方のテナントで使用可能で、ドキュメントの権限をエクスポートすることができます。

移行後の手順

  1. 新しく作成したユーザーを削除します。

  2. 上記の手順3で作成したMigrationWizセキュリティグループを削除します。

  3. 次の手順に従って、移行元または移行先からアプリを削除します。

    1. PowerShellを起動します。

    2. PowerShellをMicrosoft 365に接続します。

    3. 次のコマンドを入力します:Connect-AzureAD

    4. プロンプトに管理者資格情報を入力します。

    5. 次のコマンドを入力します:Get-AzureADServicePrincipal -SearchString Migration

    6. 削除するアプリのオブジェクトIDを特定し、次のコマンドを入力します:Remove-AzureADServicePrincipal -objectId <the object id>

チームの追加と自動検出(Autodiscover)

以前の評価(Assessment)と自動検出(Autodiscovery)の違いは何ですか?

以前の評価(Assessment)では、チーム数、ユーザーのファイルサイズ、必要なライセンス数を計算していました。

自動検出(Autodiscovery)では、移行元にあるチームの総数のみを検出します。

そのため、自動検出(Autodiscover)の方が評価(Assessment)よりも処理速度が比較的速くなります。自動検出が完了すると、ユーザーはチームをインポートできるようになり、すべてのチームがラインアイテムとして追加されます。

自動検出が失敗した場合は、どのように対処すればよいですか?

移行元の資格情報を確認します。資格情報の検証に失敗すると、自動検出は失敗します。

「フォルダーの概要(Folder Summary)」には何が表示されますか?

フォルダーの概要(Folder Summary)には、チームレベルごとに、そのチーム固有のすべてのチャネル、ドキュメント、およびドキュメントの権限が表示されます。

チームの移行

移行するチームを選択することはできますか?

はい。チームを自動検出、クイック追加、または一括追加のいずれかの方法で追加した後に、移行するチームのチェックボックスをオンにします。

特定のユーザーのみを移行することはできますか?

いいえ。選択したチームのすべてのユーザーが移行されます。

多数のユーザーに対してユーザーマッピングを適用するにはどうすればよいですか?

  1. BitTitan SDKをダウンロードしてインストールします。 (リンクをクリックすると、手順およびダウンロード オプションが表示されます。)

  2. この記事の最後に添付されているスクリプトとサンプルファイル (Add-MWTeamsUserMapping v2.ps1 および example.com) をダウンロードします。

  3. 「example.csv」にユーザーのマッピング情報を入力します。

  4. 「TeamsプロジェクトID(Teams project ID)」を取得します。これは、次に示すように、「projects/」の後から「?」の前までのテキストをコピーすることによって取得することができます。Teams_User_ID.png

  5. PowerShellを管理者として実行します。

  6. 次のコマンドを実行します:

    Set-ExecutionPolicy Unrestricted -Scope CurrentUser
    cd <Download folder>
    .\Add-MWTeamsUserMapping v2.ps1 -projectId <Teams project id> -csv <your csv path>
  7. 例:.\Add-MWTeamsUserMapping v2.ps1 -projectId b2b00b67-c6fc-11ea-a81a-000d3af5b517-csv.\example.csv

  8. MigrationWizアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

  9. ユーザーマッピングに使用するCSVファイルのパスを入力します。

移行前にチーム名を変更することはできますか?

はい。ただし、変更できるのは「MailNickname」のみです。表示名(Display Name)は変更されません。詳細オプションの「Prepend/AppendFolder」は、Teamsコネクタでサポートされなくなりました。

Teamsが有効になっていない移行先の既存のMicrosoft 365グループにチームを移行できますか?

はい。Teamsが有効なグループでない場合でも、移行元チームを移行先テナント内の既存のMicrosoft 365グループに移行できます。「 チームの作成(Teams Creation) 」パスで有効化します。次に、Teamsの移行での動作に従い、移行元データの移行を行います。

Teamsの権限は移行されますか?

はい。不完全なTeamsにアクセスすると、移行先の所有者やメンバーは警告メールを受信します。この問題を避けるには、権限を最後に移行することをお勧めします。

移行元と移行先に同じ名前のチームが存在する場合、移行前にそのチームの名前を変更することはできますか?

はい。Teams移行プロジェクト内のラインアイテム(移行するチーム)右端の「編集(Edit)」アイコンをクリックし、移行先のMailNicknameを変更します。

名前に特殊文字が含まれるチームを移行することはできますか?

はい。手順については、「TeamsからTeamsへの移行ガイド」を参照してください。

アーカイブされたチームを移行することはできますか?

現在、アーカイブされたチームは、アーカイブされていないチームとして移行されます。アーカイブされたチームのプライベートチャネルは移行されません。アーカイブされたチームのチャネルタブは移行されません。これは既知のMicrosoft APIの制限によるものです。

SharePointサイトが移行先で稼働しています。チームは、移行完了後に自動的にSharePointサイトに接続されますか? 

いいえ。これはMicrosoft Teamsに依存しているため、制御することができません。チームが作成されると、そのチーム用の新しいSharePointサイトが作成されます

プライベートチャネルの移行

アーカイブされたチームのプライベートチャネルを移行することはできますか?

いいえ。Microsoft APIの制限により、移行することはできません。

プライベートチャネルの移行をスキップすることはできますか?

はい。移行を開始する前に、詳細オプションの「TeamsSkipPrivateChannel=1」をプロジェクトに追加してください。

移行を実行する前に、移行先テナントに関して注意すべき前提条件はありますか?

移行先テナントで、プライベートチャネルの作成が制限されていないことを確認してください。

タブとOneNoteドキュメントの移行

MigrationWizは、TeamsからTeamsへの移行プロセスの一環として、OneNote、Word、Excel、PowerPoint、PDF、Webサイトなどを含むタブの移行をサポートします。「移行を開始(Start Migration)」フライアウトに、新しいオプションのアイテムタイプとして「チャネルタブ(Channel Tabs)」が追加されました。この移行オプションの手順については、「TeamsからTeamsへの移行ガイド」を参照してください。 

ただし、チャネルタブの移行は、ドキュメントとOneNoteインスタンスの最初の移行後にのみ実行できます。また、チャネルタブの移行は、ドキュメントとOneNoteの最初の移行の完了後、少なくとも4時間経過してから開始することをお勧めします。

Tabs1.png

移行されたタブを確認できますか? 

はい。移行されたタブは、各チーム/チャネルの「フォルダーの概要(Folder Summary)」セクションに反映されます。「移行されたアイテム(Migrated Items)」セクションには、移行されたタブの数が表示されます。

タブを移行するにはどうすればよいですか? 

手順については、「TeamsからTeamsへの移行ガイド」を参照してください。

移行を開始する前に、移行する特定のタブを選択できますか?

いいえ。チャネルタブ(Channel Tabs)」アイテムタイプを選択すると、MigrationWizはデフォルトで OneNote、Microsoft Word、Excel、PowerPoint、PDF、および Webサイトタブを移行します。

「‘Skipping Tab:TabName for the Channel...‘(スキップされたタブ:チャネルの「タブ名」は…)」は、何を意味しますか?

タブに関連付けられたファイルが、移行元環境のルート、またはタブが属するプライベートチャネルのドキュメントライブラリに保存されていないため、MigrationWizでは、そのタブを再マップすることができません。これは、既知の制限です。 この問題を回避するには、タブを移行先に手動で作成することをお勧めします。

OneNote の移行にはどのような制限がありますか?

次のOneNoteアイテムは移行されません。 

  • 個々のユーザーOneDriveアカウントに存在するOneNoteドキュメント
    (これは、標準の MigrationWiz ドキュメントプロジェクトを介して移行されます。警告メッセージが表示されます)。

  • 個人用OneNoteインスタンスと、Teams以外のOneNoteインスタンスは移行されません。

OneNoteノートブック

  1. 移行元チーム名と移行先チーム名が異なり、移行先チームのノートブックが既にプロビジョニングされている場合、デフォルトのマッピングが適用されます。これは、チーム名が異なっていても、移行元ノートブックの内容が自動的に移行先ノートブックに移行されることを意味します。

  2. 移行元チームの表示名と移行先チームの表示名が異なり、Microsoftの制限により移行先チームのノートブックがプロビジョニングされなかった場合、移行元のノートブックはそのまま移行されます。

  3. 移行先のノートブックがプロビジョニングされていない場合、移行元のデフォルトのノートブックコンテンツは移行されますが、デフォルトとして表示されません。

OneNoteタブ

  1. タブに関連付けられたOneNoteが、指定されたチームに保存されていない場合、そのタブは移行先に作成されません。警告メッセージが表示されます。原因としては、個人用OneDriveのURLが変更されたか、他のチームの状態および移行状況が確認できないことが考えられます。

タブの移行が失敗した場合はどうなりますか?

OneNoteタブの移行で移行エラーが発生した場合は、再移行を行う前に「アイテムをリセットする(Reset Items)」を実行してエラーをリセットしてください。エラーをリセットせずに移行を再実行すると、すべてのOneNoteノートブックとタブが再作成されます。

ドキュメントとタブの移行をスキップできますか?

はい。OneNoteの移行をスキップするには、詳細オプション「TeamsSkipSiteAssets=1」を追加します。

投稿の移行

投稿はすべて移行されますか?

チームごとに60個のメッセージ スレッド (60個のルートメッセージ + すべての返信) が移行先チームに表示されます。

MigrationWizでは、各チームのチャネルの総数を収集し、チームごとに最新の60スレッドを取得します。投稿は、チャネル間で分配されます。たとえば、チームに6つのチャネルがある場合、1チャネルあたり10個のメッセージスレッドが取得されます。移行するメッセージ数は、詳細オプションの「TeamsMaxConversationPostPerTeam」を使用して変更することができます。詳細については、移行ガイドを参照してください。 

 

以前に移行された移行元の投稿への返信は、後続のサイクルでは、移行先に反映されません。後続の移行サイクルでは、直前の移行が正常に完了した後に移行元で開始された、新しい投稿のみが移行されます。 

 

チャネル全体の投稿履歴は、「投稿履歴(Conversation History)」 タブでHTMLファイルとしてダウンロードすることが可能です。チャネルごとに、投稿履歴を含む個別のHTMLファイルが存在します。

 

投稿のタイムスタンプ


投稿のタイムスタンプに使用するタイムゾーンは、「移行元/移行先(Source/Destination)」 タブのプロジェクトの詳細オプションで設定できます。移行先:MICROSOFT TEAMS (移行先)で、「移行済みの投稿のタイムスタンプのタイムゾーン(Selected timezone for migrated conversation timestamp)」という名前のドロップダウンメニューを使用します。すべてのタイムゾーンはUTCです。

MigrationWizでは、どのように「最新」を選ぶのですか?

ルートメッセージ(各スレッドの一番最初のメッセージ)の投稿日時に基づいて選びます。古いメッセージに返信しても、その返信は最新のメッセージとしてカウントされません。

プライベートチャット

プライベート チャットは移行されますか? 

はい。1対1チャット、グループチャット、会議チャットなどのプライベート チャットは移行されます。

プライベートチャットは移行先テナントのTeamsに再生成されますか?

いいえ。現時点では、Microsoft APIで制限されています。

Teamsのプライベート チャットを移行するにはどのようなライセンスが必要ですか?

メールボックスまたはUMBライセンスが必要です。

他のメールボックスアイテムを移行せずに、または移行済みの場合でも、Teamsのプライベートチャットを単独で移行することは可能ですか? 

はい。「 移行を開始(Start Migration) 」する際に、「Teamsのプライベートチャット(Teams Private chat)」アイテムタイプを選択し、その他のアイテムタイプの選択を解除するだけです。

「Migrated Teams Chat」フォルダーの名前は変更できますか?

はい。詳細オプション MigratedTeamsChatFolder=RenamedFolderNameを使用します
RenamedFolderNameの部分を、移行先でマッピングするフォルダー名に変更します。例:MigratedTeamsChatFolder=My Teams Chatに変更すると、「Migrated Teams Chat」ではなく「My Teams Chat」として表示されます。
このオプションは、移行を開始する前にプロジェクトレベルで追加する必要があります。移行サイクル後にフォルダーの名前を再変更する必要がある場合は、既に移行された古いフォルダーを削除し、リセットした後に移行を再実行する必要があります。

移行後に「Migrated Teams Chat」フォルダーを非表示にすることはできますか? 

はい。詳細オプション「HideMigratedTeamsChatFolder=1」を使用します。

詳細オプションが追加されていない場合、移行後に「Migrated Teams Chat」フォルダーがデフォルトで表示されます。 

特定の期間のTeamsプライベートチャットを移行することは可能ですか? 

はい。「詳細オプション(Advanced Options)」設定ページで日付フィルターを使用します。

Teamsプライベートチャットの前段階移行はサポートされていますか?

はい。前段階移行で、「メール(Mail)」、「Teamsプライベートチャット(Teams Private chat)」のどちらかのみ、または両方を選択します。

なぜTeamsプライベートチャットを移行する前にOneDriveの移行を完了する必要があるのですか? 

Teamsのプライベートチャットで共有されるすべてのファイルまたはリンクは、送信者のOneDriveフォルダーに保存されます。
OneDriveを移行すると、プライベートチャット内のリンクや添付ファイルが正しくマッピングされ、移行先に移行されます。この手順を省略すると、移行は成功しますが、リンクにアクセスできなくなります。

ゲストユーザーの移行

ゲスト/外部ユーザーは移行されますか?

移行先にゲストユーザーが存在し、移行の実行前に移行先テナントでゲスト権限が有効になっている場合に限り、移行元のゲストユーザーが移行されます。TeamsまたはMicrosoft 365管理ポータルで事前に設定することができます。

移行後

一部のチームメンバーが移行先に反映されていません。解決するにはどうすればよいですか?

メンバー数が多いチームは、同期に時間がかかることがあります。すべてのメンバーが移行されたことを確認するには、次の手順に従います:

  • portal.azure.comにログインします。

  • 移行されたグループ(チーム)に移動します。

  • メンバーの一覧を表示して、正しい数のメンバーが移行されたかを確認します。

  • メンバーは、2、3時間以内にTeamsインターフェイスに同期されます。

政府のテナント間の移行 

米国政府のテナントとの間で移行を行うことはできますか?

はい。「詳細オプション」を使用します。移行ガイドを参照してください。

GCCは、Teamsのアプリケーション権限の詳細オプションをサポートしていますか?

いいえ。GCCは現在、アプリケーション権限の使用(UseApplicationPermission=1)をサポートしていません。代わりにオプション UseDelegatePermission=1 を追加します。

Black Forestテナント間の移行

Teamsの移行は、MicrosoftドイツデータセンターのBlack Forestテナントではサポートされていません。弊社の知る限り、同テナントでTeamsは展開されておらず、テスト環境の用意ができないためです。「.com Microsoft 365」を使用しているドイツのお客様は、Teamsの操作およびTeams間の移行を正常に行うことができます。米国政府のテナントについては、現在、移行先としてのみサポートしています。移行元としては、まだテストが実施されていません。

詳細オプション(Advanced Options)

ユーザーマッピングのトラブルシューティング

移行先でユーザーが見つからない場合 (マッピングの有無にかかわらず)、MigrationWizは、ユーザーが見つからないためユーザーが移行後にチームに追加されないことを示す警告メッセージを表示します。これを解決するには、ユーザーマッピングを修正し、「チーム権限(Team Permission)」を選択して再移行します。

ユーザーマッピングでは、UPNまたはSMTPアドレスのどちらを参照しますか?

UPNを参照します。

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