本記事は、PSTファイル(Outlookデータ ファイル)をMicrosoft 365メールボックスに移行するための導入手順書です。
PSTファイルの要件は次のとおりです。
- PSTファイルはOutlook 2003形式(またはそれ以降)であること。
- 破損していないPSTファイルであること。破損したPSTファイルを自動的に修復して移行するためのソリューションは提供していません。移行を実行する前に、破損したPSTファイルを修正する必要があります。
- UploaderWizがインストールされている場合: エンドユーザーのデスクトップがすべてWindowsベース(Windows Vista以降を実行していること。MacOSはサポートされていません。)で .NET 4.6がインストールされており、管理者としてコマンドプロンプトを実行可能であること。
PST移行と標準のメールボックス移行を比較した場合の主な違いは、MigrationWizを使用して移行先のメールボックスに移行する前に、初めにPSTファイルを検出し、安全なAzureストレージアカウントにアップロードする必要があることです。
アプリパスワードは Microsoft 365エンドポイントではサポートされていません。
初回の移行
移行プロセスの詳細把握、計画、および管理の詳細については、移行計画と戦略を参照してください。初めて移行を実行する際は、このガイドをお読みください。
Azureストレージを使用してプロジェクトを設定する方法の詳細については、Azure for MigrationWiz を参照してください。
PST移行と標準のメールボックス移行を比較した場合の主な違いは、MigrationWizを使用して移行先のメールボックスに移行する前に、初めにPSTファイルを検出し、安全なAzureストレージアカウントにアップロードする必要があることです。
MigrationWiz
MigrationWizは移行ソリューションであり、同期ソリューションではありません。そのため、以前に実行された移行サイクルで移行されたアイテムの更新、削除、または移動を追跡しません。MigrationWizには(同期エージェントのような)「ライブ」での変更のモニタリング機能がないため、ユーザーの操作なしに競合解決などの処理はできません。
MigrationWizは、ワークグループ全体に対し、移行プロジェクトを共有する機能をサポートしています。プロジェクト共有機能をオンにすると、非アクティブなエージェント以外のすべてのエージェントに、全移行プロジェクトが表示されます。詳細については、MigrationWizにおけるプロジェクト共有を参照してください。
MigrationWizでは、移行可能な最大ファイルサイズは、移行タイプと環境によって異なります。ただし、60GBを超えるファイルを移行することはできません。
移行できるアイテムと移行されないアイテム
ユーザー所有のAzureストレージのPSTファイル
- フォルダー
- メール
- 連絡先
- カレンダー
- タスク
- ジャーナル
- メモ
UploaderWizを使用してBitTitanストレージにアップロードされたPSTファイル
- フォルダー
- メール
- 連絡先
- カレンダー
- タスク
- ジャーナル
- メモ
- フォローアップフラグ
- メールボックスのルートフォルダーにあるアイテム
Azure環境を準備する
- Azureストレージのコストを見積もります。この手順は任意ですが、顧客に事前にストレージのコストを提供する際に有用です。
- Azureサブスクリプションを購入します。(または、1か月間無料の試用版を使用します。試用版では、移行できるデータ量が少量となります。)
- Azureストレージアカウントを作成します。移行先のMicrosoft 365テナントと同じMicrosoftデータセンターに、Azureストレージアカウントを作成することをお勧めします。
- https://portal.office.comにログインします。
- 移行用に作成したストレージアカウントに移動します。
- 「アクセスキー(Access Keys)」をクリックして、移行先エンドポイントの作成時に入力が必要となるアクセスキーを取得します。移行先のMicrosoft 365テナントと同じMicrosoftデータセンターに、Azureストレージアカウントを作成することをお勧めします。
- ストレージアカウント名とプライマリアクセスキーを書き留めます。
- Azure BLOBコンテナーを作成します。 プロジェクトの「詳細オプション(Advanced Options)」の「バケット名(Bucket Name)」フィールドに入力するBLOBの名前を書き留めます。
移行先環境を準備する
管理者アカウントを作成する
- Microsoft 365でユーザーを作成します。
- リモートPowerShellを使用して、Exchange Onlineに接続します。
- 次のコマンドを入力して、「Enter」キーを押します。
Get-Mailbox -ResultSize unlimited -Filter {(RecipientTypeDetails -eq 'UserMailbox') -and (Alias -ne 'Admin')} | Add-MailboxPermission -User AdministratorAccount@mydomain.com -AccessRights fullaccess -InheritanceType all
この手順の実行後、指定されたユーザーはMicrosoft 365のすべてのユーザーメールボックスにアクセスが可能になります。このユーザーは、OutlookまたはOutlook Web Appからメールボックスの内容を表示できるようになります。
Microsoft 365でアカウントを設定する
Microsoft 365でアカウントを設定し、ライセンスを割り当てます。設定および割り当てには、いくつかの方法があります。
-
- 手動で1つずつ追加する。
- CSVファイルを使用して一括インポートする。
- PowerShellスクリプトを使用する。
先進認証の要件
移行における認証方法(Authentication Methods for Microsoft 365 (All Products) Migrations)の記事の「メールボックスおよびExchange Onlineの移行で使用するクライアントIDおよびテナントIDを取得する(Obtain Client and Tenant ID Settings for Mailbox and Exchange Online Migrations)」セクションに記載されている手順は、メールボックス、アーカイブメールボックス、およびパブリックフォルダープロジェクトに関して、移行元テナントと移行先テナントの両方に適用されます。グローバル管理者アカウントを使用して、次の設定手順を実行します。
移行先を準備する前にドキュメントを参照してください。
大きなアイテムを送受信できるようにテナントを設定する
アイテム/添付ファイルに対するサイズ制限はありません。ただし、外部要因により大きなアイテム/添付ファイルの移行に失敗する場合があります。 考慮すべき点として、次の2つが挙げられます。
- 移行先システムで受け入れ可能な添付ファイルの最大サイズはどのくらいですか?
- ほとんどのメールシステムが、サイズ制限を設けています。例えば、移行先システムが30MBの制限を設けている場合、30MBを超えるアイテム/添付ファイルは、移行に失敗します。
- セキュリティ上の理由から、ほとんどのメールシステムで、所定の時間が経過すると、開いている接続が閉じられます。 例えば、移行先システムのネットワーク帯域幅がわずか512Kbpsで、接続タイムアウト時間が30秒の場合、大きなアイテム/添付ファイルの移行が完了しないうちに、接続が閉じられる場合があります。
MigrationWizでは、大きなアイテムの移行を自動で複数回試行します。 移行の完了後に、エラーの再試行(Retry Errors)を実行して、失敗したアイテムの再移行を試みることができます。エラーの再試行(Retry Errors)オプションは、何回でも無料で使用することができます。
Microsoft 365間での移行の場合は、 Change message size limits in Office 365に記述されている手順を参照して最大送信クォータと最大受信クォータを増やします。
PSTファイルを検出してAzureにアップロードする
ネットワーク上のPSTファイルを検出し、Azureにアップロードします。
- 「PST検出モード(PST Discovery Mode)」のUploaderWiz経由でPSTファイルを検出し、Azureにアップロードします。
-
PSTファイルを検出し、グループポリシーオブジェクト経由でAzureにアップロードします。
重要:移行される各PSTファイルは、10GB以下である必要があります。10GBを超えるPSTファイルは、10GBより小さいファイルに分割する必要があります。そうしなければ移行は失敗します。 - パスワードで保護されたPSTは移行できません。移行前に、保護されたPSTからパスワードを削除してください。ドキュメントを保護するために、移行後にパスワードを再適用してください。
MSPCompleteでの手順
顧客を作成する
- 上部のナビゲーションバーで、「追加(Add)」ボタンをクリックします。
- 「すべての顧客(All Customers)」ページで、「顧客を追加(Add Customer)」ボタンをクリックします。
- 左のナビゲーションウィンドウで、該当するワークグループを選択し、「すべての顧客 (All Customers)」 をクリックします。
- 「顧客を追加(Add Customer)」ボタンをクリックします。
- 「顧客を追加(Add Customer)」フォームに、新しく追加する顧客の情報を入力します。「プライマリメールドメイン(Primary Email Domain)」と「会社名(Company Name)」は必須項目です。その他の項目は任意です。
- 「保存(Save)」をクリックします。
- 追加する顧客ごとに、上記の手順を繰り返します。
ライセンスの購入
本移行シナリオでは、「ユーザー移行バンドル(User Migration Bundle)」ライセンスを購入することをお勧めします。ユーザー移行バンドル(User Migration Bundle)ライセンスを使用すると、1つのライセンスで複数の種類の移行を実行することができます。また、DeploymentProを使用して、Outlookのメールプロファイルを構成することもできます。ライセンスの詳細については、MigrationWizのライセンスを参照してください。
ライセンスを購入するには
- BitTitanアカウントにサインインします。
- 上部のナビゲーションバーで、「購入(Purchase)」をクリックします。
- 「選択(Select)」ボタンをクリックして、「ユーザー移行バンドル(User Migration Bundle)」ライセンスを選択します。
- 購入するライセンス数を入力します。「今すぐ購入(Buy Now)」をクリックします。
- 必要に応じて、「請求先住所(Billing Address)」を入力します。
- 「次へ(Next)」をクリックします。
- 「注文内容(Order Summary)」を確認し、「支払い方法(Payment Method)」を入力します。
- 「購入する(Place Your Order)」をクリックします。
ライセンスを適用する
- 左のナビゲーションウィンドウの上部で、ワークグループを選択します。 ここで選択するのは、顧客と移行プロジェクトを作成したワークグループです。使用中のログインアカウントで作成したプロジェクトではない場合は、そのログインアカウントをワークグループに紐づける必要があります。
- 左のナビゲーションウィンドウで、「顧客(Customers)」をクリックします。
- ユーザー移行バンドル(User Migration Bundle)ライセンスを適用するユーザーを含む顧客をクリックします。
- ページ上部の「ユーザー(Users)」タブをクリックします。
- ライセンスを適用するユーザーのメールアドレスの左にあるチェックボックスをオンにします。
- ページ上部の「ユーザー移行バンドルライセンスを適用する(Apply User Migration Bundle License)」ボタンをクリックします。独自ドメインでユーザーを顧客ページに追加することをお勧めします。「.onmicrosoft」ドメインを移行に使用する場合は、ユーザー名の表示を「.onmicrosoft」ドメインに変更する前に、ユーザー移行バンドル(User Migration Bundle)ライセンスを適用します。
- 選択したユーザーの中に、ユーザー移行バンドル(User Migration Bundle)ライセンスを割り当てられていないユーザーが1人でもいる場合は、「確認(Confirm)」をクリックします。
重要: 割り当て可能なUMB(ユーザー移行バンドル)ライセンスが不足している場合、ワークグループのマネージャー(Manager)以上の役割のアカウントに対し、必要な情報がすべて記載されたフォームが表示され、手順に従ってUMBライセンスを購入することができるようになっています。
MigrationWizでの手順
個人用アーカイブ(Personal Archive)プロジェクトを作成する
- 「マイ・プロジェクトへ」ボタンをクリックします。
- 「プロジェクトを作成(Create Project)」ボタンをクリックします。
- 「個人用アーカイブの作成(Create a Personal Archive Project)」を選択します。
- 「次のステップ(Next Step)」をクリックします。
- 「プロジェクト名(Project Name)」を入力し、「顧客(Customer)」を選択します。
- 「次のステップ(Next Step)」をクリックします。
エンドポイント
エンドポイントは、MSPCompleteではなく、MigrationWizで作成します。次の手順に従って、MigrationWizでエンドポイントを作成してください。
既存のエンドポイントを選択する場合、ドロップダウンリストにはエンドポイントが最大10までしか表示されないため、注意が必要です。既存のエンドポイントが10を超える場合は、検索する必要があります。エンドポイントの検索では、大文字、小文字、数字が区別されます。例えば、「customer」の検索で「Cust0mer」と入力すると、検索結果には何も表示されません。エンドポイントの作成時に使用した、固有のスペルや大文字のリストを作成しておくことをお勧めします。
既存のエンドポイントを使用することも、新しいエンドポイントを作成することもできます。
移行元エンドポイントの作成
新しい移行元エンドポイントを作成するには:
- 「エンドポイント(Endpoints)」をクリックします。
- 「エンドポイントを追加(Add Endpoint)」をクリックします。
- 「PST」を選択します。
-
表示されたフィールドに、「ストレージアカウント名(Storage Account Name)」と「アクセスキー(Access Key)」を入力します。移行元エンドポイントで「Azureストレージアカウント名(Azure Storage Account Name)」を入力する際は、数字と小文字のみが使用可能です。大文字を入力すると、移行は失敗します。
移行先エンドポイントの作成
新しい移行先エンドポイントを作成するには:
- 「エンドポイント(Endpoints)」をクリックします。
- 「エンドポイントを追加(Add Endpoint)」をクリックします。
- 「エンドポイント名(Endpoint Name)」を入力します。
- 「エンドポイントタイプ(Endpoint Type)」で「Microsoft 365」を選択します。
- フィールドに必要事項を入力します。
-
プロジェクトを保存するには、「アプリケーション (クライアント) ID」フィールドと「ディレクトリ (テナント) ID」フィールドに入力する必要があります。
- 「次のステップ(Next Step)」をクリックします。
重要
移行先エンドポイントを設定する際は、移行先エンドポイントの「クライアントID」フィールドと「テナントID」フィールドに入力しないと、移行プロジェクトを保存できません。
移行元および/または移行先エンドポイントの両方に情報が提供され、顧客が「保存して概要へ移動」を選択すると、MigrationWizはMicrosoft 365エンドポイントの妥当性チェックを実行します。
このチェックでは、プロジェクトに入力された管理者の資格情報と先進認証の設定のみが検証されます。問題がある場合は、エンドポイントにリダイレクトされて、エラーメッセージまたはポップアップが表示され、エラーに関する詳細情報を表示することができます
エンドポイント設定時の一般的なエラー
詳細については、 先進認証使用時の一般的なエラー一覧ページのAADSTS700016、AADSTS90002、およびADDSTS50126を参照してください。
ユーザーを追加する
移行するユーザーアカウントをプロジェクトに追加します。
詳細オプション(Advanced Options)を追加する
推奨オプション
「サポート(Support)/サポートオプション(Support Options)」および「詳細オプション(Advanced Options)」で次の手順を実行します。
- 「移行元/移行先(Source/Destination)」タブ内の「移行元(SOURCE)/バケット名(Bucket Name)」で、バケット名を「migrationwiz」に設定します。ユーザー所有のAzureストレージを使用しており、PSTファイルを別の名前のコンテナーにアップロードしている場合は、バケット名を「migrationwiz」に変更します。コンテナー名とバケット名が一致していない場合、PSTファイルのインポート時にエラーが発生します。
- 「移行先(DESTINATION)」で、PSTファイルをメールボックスに取り込むか、アーカイブに取り込むかを選択します。
- 「移行先で偽装を使用する(Use impersonation at Destination)」チェックボックスを選択し、移行先での偽装を有効にします。
-
フォルダーマッピング: フォルダーマッピングは任意の設定ですが、正規表現を使用して移行先のフォルダーのマッピングを制御できます。詳細については、 MigrationWizのフォルダーフィルタリングとフォルダーマッピング を参照してください。
- 重要:デフォルトでMigrationWizは、移行時に移行元に存在するフォルダー構造を移行先にミラーリングします。移行が開始する際に、デフォルトのフォルダーマッピング (ルートにある単一のフォルダー) を使用している場合、MigrationWizは初回に移行されるアイテムのアイテムタイプに基づいて移行先フォルダーを作成します。初回のアイテムがカレンダーの場合、移行先はカレンダーフォルダーのルートにマッピングされます。これは、アイテムタイプ (メールアイテム、カレンダーアイテムなど) をバッチで移行し、各アイテムタイプを個別の移行サイクルで移行することで制御することができます。
- BitTitanデータセンターを設定します。移行速度を最速にするには、Microsoft 365の移行先テナントに最も近いデータセンターを選択します。詳細については、BitTitanのデータセキュリティおよびプライバシーポリシー(BitTitan - Data Security and Privacy Policy)を参照してください。
- 「サポートオプション(Support options)」に「PSTCustomEndpointSuffix=Azure URI」を追加します。この詳細オプションは、UploaderWizのオプションパラメータ 「azurelocation=gov、ger、china」を使用して、PSTファイルを特定のAzureデータセンターにアップロードする場合にのみ必要です。 Azure URIは、次のいずれかの値に変更する必要があります。
- chinacloudapi.cn (中国)
- cloudapi.de (ドイツ)
- usgovcloudapi.gov (政府)
デフォルトオプション
プロジェクトの「詳細オプション(Advanced Options)」の「サポート(Support) 」タブにある、移行先の「クライアントID」および「テナントID」のフィールドは表示専用です。そのため、サポートオプションページから編集や削除を行うことはできません。編集するには、プロジェクトを編集する必要があります。
警告
デフォルトの詳細オプションを更新することはできません。オプションを変更したり、新規に追加すると次のメッセージが表示されます。
PSTファイルをインポートする
PSTファイルをMigrationWiz PSTアーカイブプロジェクトにインポートします。
手順:
- 「アイテム自動検出(Autodiscover Items)」 バーをクリックします。
- 「自動検出を開始」 ボタンをクリックします。
- PSTファイルが検出されたら、緑色の「+ アイテムをインポート」ボタンをクリックします。
- アイテムが検出されない(0件)場合の一般的な原因としては、プロジェクトの「詳細オプション(Advanced Options)」の「移行元/移行先(Source/Destination)」タブ内の「移行元(SOURCE)/バケット名(Bucket Name)」に、正しいAzureコンテナー名が設定されていないことが考えられます。
移行先メールボックスを選択する
PSTファイルごとに移行先メールボックスを選択します。
所有者のメール アドレスが 「移行先メールアドレス(Destination Email)」列に表示されます。
移行先メールアドレスに所有者のメールアドレスではなく、change.me@bittitan.com が表示される場合は、行の右側にある 「アイテムの編集(Edit Item) (鉛筆)アイコン」をクリックします。次に、「移行先メールアドレス(Destination Email)」フィールドに、このファイルを取り込むメールボックスを入力します。
複数のPSTファイルを1 つのメールボックスに移行する場合は、個々の移行アイテムの横にある「鉛筆アイコン」をクリックします。次に、「移行元PSTパス(Source PST Path)」で「追加(Add)」ボタン(+)をクリックして、PSTパスを追加します。
「資格情報の検証(Verify Credentials)」を実行する
- 検証するアイテムを含むプロジェクトを開きます。
- 検証するアイテムを選択します。
- ダッシュボードの「移行を開始」ボタンをクリックします。
- ドロップダウンリストから「資格情報の検証(Verify Credentials)」を選択します。
検証が完了すると、検証結果が「ステータス(Status)」セクションに表示されます。
移行を開始する
- ユーザーを選択します。
- 上部の「移行を開始」ボタンをクリックします。
- 「完全移行(Full Migration)」を選択します。
- 「移行を開始」をクリックします。
エラーの再試行(Retry Errors)を実行する
ユーザーリストを確認し、「移行に失敗しました(Failed)」という赤いエラー表示をクリックします。表示された情報に従って、操作を行ってください。
問題が解決しない場合は、サポートにお問い合わせください。
移行後の操作
任意(Microsoft ストレージには適用されません): Azureへアップロードした際に作成された、Azure Blobコンテナーを全て削除します。これにより、移行後にAzureコンテナーのコストが発生するのを防ぐことができます。本移行で作成したコンテナーのみを削除してください。