この記事は、MigrationWizを初めて使用する方にも分かりやすい内容になっています。本ガイドの目的は、移行を行うためのUIに慣れていただくこと、および提供する主なツールと機能を紹介することです。
MigrationWizのメイン画面
次の画像は、MigrationWizの主要コンポーネントを示しています。ご確認ください。
- MigrationWizツールバー
- 簡単なナビゲート
- ワークグループの概要
- 最近のプロジェクトの概要
- 移行ステータス
- その他の情報
MigrationWizツールバー
MigrationWizツールバーは、さまざまなツールと機能で構成されています。正しく理解するには、以下のタブを参照してください。
MigrationWizソリューションメニュー
MigrationWizのソリューションメニュー()には、次のオプションを含むドロップダウンメニューが表示されます。
- DeploymentProは、デバイス管理およびデバイス管理エージェント(DMA)のモジュールで、Microsoft 365へのメールボックス移行の実行後に、Outlookメールプロファイルをリモートで構成します。
- MSPCompleteは、顧客のために移行プロジェクトを実行し、継続的なサービスニーズを管理します。また、MSPCompleteは、タスクを整理、追跡することでビジネスを合理化し、効率的に運用できるようにします。
これらのソリューションは、実行する内容に応じ、移行ガイドで指定されている特別なケースで使用できます。
プロジェクト(Projects)
「プロジェクト(Projects)」オプションを選択すると、「プロジェクト(Projects)」ページにリダイレクトされ、次の機能が表示されます。
MigrationWizには、ページの自動更新機能を有効にする(Enable Page Auto Refresh)、または無効にするトグルボタンがあります。ラインアイテムデータを自動的に更新し、更新間隔を秒単位で設定できます。
重要
自動更新の間隔は、この機能を有効にするときにプロジェクトページで設定するか、プロジェクトの「詳細オプション(Advanced Options)」の「設定(Settings)」タブで設定できます。デフォルトでは、「ページの自動更新を有効にする(Enable Page Auto Refresh)」トグルボタンは、最初のログイン時には無効になっています。有効に設定しない限り無効のままです。この設定は、一旦ログアウトした後も保持されます。
ヒント
この機能は、プロジェクト移行ページの自動更新ボタン() をクリックして有効にすることができ、停止ボタン ()をクリックして無効にすることができます。更新間隔を設定するには、プロジェクトの 「詳細オプション(Advanced Options)」の「設定(Setting)」タブに移動します「プロジェクトを作成(Create Project)」をクリックすると「プロジェクトタイプ(Project Type)」の選択ページにリダイレクトされ、移行を実行するプロジェクトの種類を選択できます。選択可能な移行タイプは次のとおりです。
- メールボックスプロジェクト(Mailbox Project)
- ドキュメントプロジェクト(Document Project)
- パブリックフォルダープロジェクト(Public Folder Project)
- 個人用アーカイブプロジェクト(Personal Archive Project)
- コラボレーションプロジェクト(Collaboration Project)
- ハイブリッドExchange管理プロジェクト(Hybrid Exchange Management Project)
- コラボレーション(プライベートチャット)プロジェクト(Collaboration (Private Chats) Project)
- Active Directory管理プロジェクト(Active Directory Management Project)
プロジェクトのステータス(Project Status)セクションには、移行プロジェクトとハイブリッド移行プロジェクトのステータスが表示されます。このページには、次のセクションが表示されます。
- プロジェクト数セクションには、作成されたプロジェクトの数が集計されています。また、一覧表示された情報を自動更新することもできます。
-
検索とフィルタリングセクションを使用して、次の操作を実行できます。
- 検索ボックスに入力された名前でプロジェクトを「検索 」します。
- 「並べ替え」ボタン ()をクリックすると、表示されるオプションのいずれかに従ってプロジェクトを順に並べ替えます。
ヒント
プロジェクトリストからアイテムをドラッグアンドドロップすることもできます。重要
ユーザーがドロップダウンの「並べ替え」フィルターオプションを使用している場合、ドラッグアンドドロップの設定は保持/保存されます。 - 「フィルター」ボタン()をクリックすると、プロジェクトタイプまたは移行プロセスに基づいてプロジェクトが表示されます。
ヒント
別のドロップダウンオプション/フィルター(作成日、最終更新日、プロジェクト名、またはアイテム)を使用する場合、ユーザーの並べ替えは、選択したフィルターによって上書きされるため、(昇順または降順に関わらず)設計上の理由により保存されません。
- プロジェクトリストセクションには、作成した各プロジェクトのステータスが要約されています。
ヘルプ(Help)
「ヘルプ(Help)」ドロップダウンは、次のオプションで構成されています。
- ヘルプセンター(Help Center)を選択すると、Zendeskにリダイレクトされます。移行または製品に関する問題が発生した際にチケットを開くことができます。
- 稼働状況(Operational Status)オプションは、BitTitanで日々発生するインシデントのレポートに加え、BitTitanのソリューションの稼働状況を表示します。このページでは、「インシデント履歴(Incident History)」の概要にアクセスすることもできます。
購入(Purchase)
「購入(Purchase)」オプションを選択すると、BitTitanストアの「MigrationWizライセンス(MigrationWiz Licenses)」にリダイレクトされます。 このページには、現在のワークグループに応じて、各移行タイプで使用可能なすべてのライセンスが表示されます。
ユーザー
「ユーザー」オプションは、ユーザーの名前に応じて変更されます。名前をクリックすると、ドロップダウンメニューに次のオプションが表示されます。
- 「機能フラグ(Feature Flags)」オプションを使用すると、「機能フラグの制御(Feature Flags Control)」ページにリダイレクトし、必要な機能を有効または無効にすることができます。
重要
機能フラグに変更を加えた場合は、ブラウザを更新する必要があります。これにより、変更がMigrationWizの外部で有効になります。 - 「プロファイルの編集(Edit Profile)」を使用すると、メール、パスワード、名、姓、電話番号などのプロファイル設定を編集できます。
- 「ライセンス(Licenses)」を使用すると、購入したすべてのライセンスが表示されます。
- 「クーポンの利用(Redeem Coupon)」オプションを使用すると、クーポンコードを入力してクーポンを利用できます。
- 「サインアウト(Sign out)」 オプション。
簡単なナビゲート
「簡単なナビゲート」セクションでは、次のタスクを実行できます。
- 「マイ・プロジェクトへ」ボタンをクリックすると、「プロジェクト(Projects)」ページにリダイレクトします 。
- 「サポートセンターへ」ボタンをクリックすると、Zendeskにリダイレクトされ、移行または製品に関連する問題が発生した場合にチケットを起票することができます。
ワークグループの概要
「ワークグループの概要」には、ワークグループ名、ロール、作成されたプロジェクトの数、使用可能なライセンス、移行のログをメールに送信するオプションなど、所属しているワークグループに関する情報が表示されます。
最近のプロジェクト
「最近のプロジェクト」には、移行のステータスに関する情報が記載されています。プロジェクトのステータスの詳細については、 MigrationWizのステータスを参照してください。
移行ステータス
最近の完了した移行と失敗した移行は、「移行ステータス」セクションで確認できます。
その他の情報
重要な情報セクションには、次の情報が表示されます。
- アクティブな移行の数。
- 使用可能なライセンスの概要。
- BitTitanの「利用規約」へのリンク。